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導入事例

13万点を超える商品を、奉行シリーズで精緻に管理
店舗展開と卸営業部という異なる販売形態への対応が可能になった

株式会社ヤトゴルフ(大阪府大阪市)

奉行シリーズ
業種:卸売業|小売業/年商:25億円

毎年、春夏・秋冬に発売される新商品。年々増え続ける取扱商品数は、すでに13万点になっていた。従来使用していたオフコンでは、大分類管理が限界。単品管理を可能にし、店舗展開と卸営業部という異なる販売形態への対応が可能となり、さらなる成長への土台となったのは奉行シリーズだった。

株式会社ヤトゴルフ

課題1 オフコンのメリットであった構築当時の業務に合せたシステムが、業務にそぐわなくなっていた。 効果1 帳票のデータが画面上で確認でき、紙ベースでの保管が不必要になった。
課題2 当月と、過去1か月分の帳票しか、画面で確認することができなかった。 効果2 単品管理が可能になり、明確な数字に裏付けされた営業戦略の構築が可能になった。
課題3 商品管理が大分類だったため、実績を基にした仕入ができなかった。 効果3 仕入と売上の一括入力が可能になり、作業が大幅に削減された。
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導入前の課題 取扱商品数は13万点
当時のシステムでは、単品管理ができなかった

谷戸 利行氏
株式会社
ヤトゴルフ
専務取締役
谷戸 利行氏

ゴルフ業界は大きく分けて春夏と秋冬に新商品が発売されるため、現状の取扱商品数は13万点にも及びます。この膨大な商品数をどう管理していくかが、当社にとって長年の課題でした。

OBC製品との出会いは約2年前です。それ以前に、本社の移転に伴って業務を2拠点で分割して行うことになりました。その際に、当時使用していたオフコンのプログラムの変更が必要になったのですが、その金額が想像以上に高く、今後の機能拡張を考えた場合、このオフコンをそのまま使用し続けて良いのかという不安を抱きました。ちょうどその頃、奉行シリーズの導入に数多く携わられたご経験をお持ちの大西公認会計士事務所の大西先生に出会ったのです。

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選定ポイント 店舗と卸売 異なる事業形態でもデータ共有が可能
新たなビジネスモデルを構築するための土台を固めることができた

当社が新システムに対して最も求めていたのは、13万種類という膨大な商品の単品管理です。その頃に使用していたオフコンでは、商品の大分類ごとの売上しか出すことができず、営業戦略に活かすことのできない資料でした。来シーズンの販売戦略をたてるために頼れるのは“経験則”だけだったのです。

オフコンは導入当時の業務に合わせて設計されていたことがメリットでした。しかし一度導入するとカスタマイズが難しく、時代の流れとともに当社の業務形態が少しずつ変化していたこともあり、気がつけば実際の業務と懸け離れたシステムになってしまっていたのです。

OBCさんとの打合せの中で、まずは商蔵奉行の導入を決定。直営店舗と卸営業部との異なる事業形態の両方のデータが商蔵奉行に集約される仕組みの構築を目指しました。

直営店舗には商蔵奉行と連動できるPOSシステムを、卸営業部には卸売業テンプレートを採用することで、よりそれぞれの業務の実態に即したシステムにすることができました。これらによって直営店舗と卸営業部のデータ共有化、単品管理の土台が整いました。

大西 美喜男氏
大西公認会計士事務所
公認会計士・税理士・
MAS 監査プランナー
大西 美喜男氏

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システムフロー図

システムのポイント

  • 各店舗のPOSレジシステムと販売管理「商奉行」と連携
  • 13万種類の商品マスタや顧客マスタを本社・店舗で共有し個別管理を実現
  • 顧客奉行での顧客管理を行うことでDM発行を実現
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導入効果と今後の展望 単品管理により、売上実績が営業戦略の資源に
顧客満足の向上と、高収益体制を目指す

単品管理で出た数字は、そのままでは何の意味も成しません。その資料を加工し、卸部門、直営店のマーチャンダイジングの資源として営業戦略に効果的に活用してくことが今後の課題です。

店舗展開についても、データの蓄積は活かされます。システムを一から組むのではなく、OBC製品で得られた基盤システムをフル活用して、店舗展開についてのデータ的な部分の苦労は解消されるはずです。一つの店舗を出店する場合、POSレジを1台置くことで、全店舗とのデータ共有が可能になります。これにより、フランチャイズ化も視野に入れることができるようになりました。

さらに直営店舗への顧客奉行の導入により、販売履歴を組み合わせた顧客情報の蓄積が可能になりました。ご来店いただいたお客様へのサービス向上を実現するツールとして、これから活用していきたいと考えています。

商蔵奉行の導入については、現場から反対の声が上がっていたのも事実です。現場のスタッフは長年使用していたオフコンによるやり方に慣れていたせいもあり、業務フローはこういうものだ、という既成概念を持っていました。そこに単品管理のシステムを導入したため、一時的に作業量が増えたのです。営業戦略の構築に必要なデータは得られるものの、現場にそのメリットはなかなか伝わりませんでした。現場にそのメリットを理解してもらうための会議を大西先生やOBCさんにご協力いただきながら、何度も開いたことが記憶に残っています。

ただ今では、現場スタッフも導入のメリットを感じつつあるようです。例えば仕入と売上の一括入力や明細単位での請求書の出力が可能になるなど、今まで行っていた作業が大幅に削減できたのです。また販売管理システムと財務システムを連動させることもできました。そして徐々にシステムに慣れることで、さらに作業が短縮できるとの期待感も、現場から聞こえてくるようになりました。

経営的な視点で見ると、単品管理は大きなメリットです。高度成長時代はゴルフ業界に追い風が吹いていましたが、現在はそうはいきません。単品管理して出たデータを1年2年と蓄積していくことは、それ自体に大きな価値があることです。その数値を元に、消費者の求める商品を、適正な数量・価格で、適切な時期に提供することができれば、ビジネスチャンスを確実に拡大していくことができます。また単品管理によって可能になった適正在庫の把握を通じ、高収益体制への第一歩を踏み出せたと思っています。

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会社概要
会社名: 株式会社ヤトゴルフ
所在地: 大阪市西区土佐掘3-3-37
設立日: 昭和37年10月
資本金: 3,000万円
売上高: 25億円
事業所: 本社、泉北店、肥後橋店、箕面店、松原店、松原インター店、枚方店、泉田中店、卸営業部、商品センター
事業内容: ゴルフ用品全般の直営販売と卸売業
URL: http://www.yatogolf.co.jp
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