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導入事例

連結子会社の会計業務を一元管理
奉行シリーズで業務標準化と内部統制強化を短期間で達成

株式会社ピーエス三菱(東京都中央区)

奉行シリーズ
業種:建設業/年商:1,386億1,900万円

企業合併後の課題であった連結子会社のシステム統一と日本版SOX法に対応する業務標準化と内部統制強化。奉行の「複数クライアント」の活用によって、既存のITインフラを活かした体制強化を実現した。

株式会社ピーエス三菱

課題1 旧システムでは日本版SOX法に向けた内部統制強化が十分に行えなかった。 効果1 既存のインフラを活かしたシステム構築が短期間で実現した。
課題2 会計・給与データの保管が各社各様で、連結会計の正確性と安全性に不安があった。 効果2 各社の会計・給与データが一元管理でき、会計処理速度が向上した。また奉行の使用者権限設定とCitrix Presentation Serverによりセキュリティが向上した。
課題3 旧システムでは業務拡張などの将来的変化への対応が難しかった。 効果3 日本版SOX法の要求事項である内部統制強化に対応できる体制が構築できた。
    効果4 将来のシステム拡張や法改正による更新への対応が容易になった。
導入前の課題 日本版SOX法に対応した内部統制強化のため、連結子会社のバラバラなシステムの統一が急務であった

佐藤 覚氏
株式会社
ピーエス三菱
管理本部
情報システム部
部長
佐藤 覚氏

当社では2002年10月の三菱建設株式会社との合併以前(旧社名:株式会社ピーエス)から(株)三菱電機ビジネスシステムに依頼して基幹業務システムを構築していましたが、合併にともなってグループ企業は基本的に旧ピー・エスのシステムに統合されることになりました。

当社と同じシステムを採用しているグループ会社もありましたが、オフコン系の独自システムやパッケージシステムを使っている会社もあり、提出されるデータ形式はテキストや表計算ソフトあるいは手書きなど、統一がとれていませんでした。

そうした中で、日本版SOX法の施行が迫り、自社内だけでなく連結子会社においても財務管理について内部統制強化の必要に迫られるようになりました。

また内部的な事情として、2つある基幹系システムのうち、連結子会社用に使用していたホストコンピュータのリース切れが迫っていたこともあり、この機会に統一の取れていなかった会社のシステムをリプレースして内部統制に対応できるものにしようということになりました。

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選定ポイント 既存の企業インフラを活用できる 新しいシステムの構築を目指す

連結子会社のうち、当社と同じシステムを使用している会社については、従来通りとしました。独自のシステムを使用していた6社については、当社にサーバを設けて集中管理することを前提に検討しました。その際、できる限り現在整備されているインフラを活用できるように、そして導入コスト・期間を考えて市販のパッケージシステムを採用する方向で、(株)三菱電機ビジネスシステムと共に検討を行い、奉行シリーズの導入を決定しました。

決定の理由は、システム面で言えば、当社が使用している連結決算システム(Diva System)や、当社が建設現場や連結子会社とのネットワークサーバとして使用しているCitrix Presentation Serverと連動できるのが奉行シリーズだったことです。もう一つ奉行シリーズを導入した要因は、奉行シリーズの持つ拡張性と柔軟性でした。対象となった連結子会社は、商事会社・建設業・メンテナンス業・製造工場と業種も多岐にわたりますので、会社によってはある程度のカスタマイズが必要になります。その点奉行シリーズは十分な拡張性がありましたし、今後予想されるシステムの更新や法改正に伴うプログラム変更などの際に、今回の導入方法である「複数企業ライセンス」であればグループの財務管理を統一して行えるというのが大きな魅力でした。

後藤 崇氏
株式会社
ピーエス三菱
管理本部
情報システム部
課長代理
後藤 崇氏

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システムフロー図

システムのポイント

  • 関連子会社・グループ企業のシステムを奉行シリーズで統一
  • 関連子会社・グループ企業は本社管理の奉行シリーズへCitrixアクセスより業務処理
  • 連結会計システム「Diva System」により連結会計業務を実施
本事例で導入された製品はこちら

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導入効果と今後の展望 低コスト・短納期のシステム移行 業務標準化と内部統制を実現した

システムの移行は比較的スムーズだったと思います。会計年度末を目標にしていましたので、しばらくは旧システムと二本立ての運用を行い、残高や端数の設定、消費税の端数や残業代の単価の処理などの細かい点をじっくりと詰めることができました。

導入はまず建設奉行が最初でした。連結子会社のうち、商事部門の会社は導入当初「建設」という名称に違和感を抱いたようですが、建設奉行の「工事関係資料」を不動産部門の「不動産管理」に置き換えるなど、各社が工夫して使っています。この方法は、実は導入前のデモンストレーションを、(株)三菱電機ビジネスシステムとOBCに依頼した時にその場で教えてもらった方法です。余談になりますが、アフターサービスも含め、疑問点をその場で解決してくれるOBCのサポート体制は、現業部門として大変助かっています。

奉行シリーズの導入によって、今までともすれば出力紙を見て手計算でやっていた業務がほとんど自動化され、さらに入力手順や書式が標準化されたことは、実務面での導入効果として大きなものがあります。そして、奉行シリーズが持っている使用者権限設定とCitrix Presentation Serverによって二重のセキュリティ管理ができ、連結子会社の会計や給与データを自社サーバで一元管理できるという点で、内部統制においても基本的な枠組みを構築することができました。

今後としては、日本版SOX法で求められる可能性がある内部統制文書化の準備を進めていきます。OBCでは「奉行DOCUMENT Pack」という文書化支援ソリューションがありますので、まずこちらから検討し、奉行シリーズで行う基幹業務における業務記述書、業務フロー図、リスク・コントロール・マトリックス(文書化3点セット)といった資料を作成できればと考えています。

また、内部統制への基盤が確立しましたので、奉行シリーズの特性であるデータ加工のしやすさを活かして、統計表のような管理資料を作り、グループ全体の経営計画に役立てて行きたいですね。

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会社概要
会社名: 株式会社ピーエス三菱
所在地: 東京都中央区晴海2-5-24
晴海センタービル3F
設立日: 昭和27年3月1日
資本金: 42億1,850万円
売上高: 1,386億1,900万円
事業内容: 総合建設業
事業所: 技術研究所・10支店・2営業支店・2事務所・47営業所・10工場・5海外事務所
URL: http://www.psmic.co.jp/
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