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導入事例

2,200人以上の職員データを一元管理、緊急時のサポート体制の強化とグループの統合経営を推進

武田病院グループ(京都府京都市)

奉行シリーズ
業種:医療・福祉/従業員数:2,200名

武田病院グループは、5つの医療法人を持ち、京都府内に48施設、2,200人以上のスタッフを有する。人事奉行を駆使した人事データ管理により、グループの組織力を活かせる仕組みと、統合経営を目指したシステム作りを進めている。

武田病院グループ

課題1 5つの医療法人が独自の人事・給与システムを使用していた。 効果1 人事・給与システムの統一がなされ、事務処理の効率化が図られた。
課題2 緊急時対応、人材の適正配置に必要な人事データが管理されていなかった。 効果2 職員の経歴がデータ・ベース化でき、人事データの活用が容易になった。
課題3 グループの統合経営において、人事・給与のデータが有効に活用できなかった。 効果3 経営統合システムと連携したデータマイニングが可能になった。
導入前の課題 人的資源管理とコスト管理には人事・給与システムの連動が不可欠

渡部 英樹氏
武田病院
グループ 本部
情報システム部
部長
渡部 英樹氏

人事奉行は医師や看護師の詳細な情報・異動履歴はもちろん、免許・資格等を細かくデータベースとして管理できます。医療従事者は専門性の高い職種ですので、人材配置においても「どういう資格を持っているか、どういうキャリアがあるか」ということが人員配置における大切な前提条件になるのです。

グループ全体で2,200人を超える医師・看護師の職歴をすべて把握し、適正な配置を行うためには、どうしてもきちんとした人事のデータが必要となります。

現在武田病院グループでは、経験年数・過去の所属・資格などが記載された人事台帳を作成し、すべての法人の人事担当者が、全職員の職歴を見られるようにしています。これはグループにとって重要なファクターですので、新しくグループに加入した病院には、まずこの台帳の整備を過去に遡ってやってもらうようにしております。この人事台帳の整備によって、スキルに合った適切な人員配置が可能となりました。

さらに、給与システムと連動させることによって、広くグループ全体のコスト管理にも効果を発揮します。

病院というのは本来売上に対する人件費率が高く、グループ全体のお金の流れがすべて追いかけられないと、各部門単位の細かい原価計算ができません。

旧システムでは人事と給与がまったく別々に動いていましたから、数字の概要までは把握できても、細かく絞り込んだ詳細な数字までは追いかけられませんでした。

人事と給与のシステムが連動することによって、それぞれの業務を「医師を中心とした一つのプロジェクト」としてとらえ、それぞれの業務が適正なコストで動いているかの解析が可能となり、最適な人員配置の検討やコスト管理が詳細に行えるようになりました。

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選定ポイント グループの総合力を活かすために最適な人事システムを選択

グループの規模が大きくなると、グループ内でのシステムの統一化が必要となります。グループには現在5つの医療法人があり、施設数48、非常勤を含めて約2,200人を超える職員が働いていますが、この人的資産をいかに有効に活用するかということがシステム統合の大きな目的です。そのためにはまず職員のID番号を一人永久発番で管理して行くことが重要となります。

以前は拠点ごとに異なるシステムで人事管理をしていましたから、拠点をまたぐような異動になると、その都度新しいID番号が必要になっていました。

そこで2003年11月に統合経営システムの導入にあわせ、人事奉行と給与奉行を組み込んだ、グループ全体を管理できる人事システムを導入しました。これにより拠点ごとに異なっていたシステムは一本化され、一人永久発番のID番号を使える環境が整備されました。

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システムフロー図

システムのポイント

  • 本部・各医療法人・施設における人事管理を本部で一元管理
  • 各拠点からはCitrix接続で奉行シリーズにアクセス
  • レセプト計算などを行うフロントシステムである医事会計システムと勘定奉行を連携
本事例で導入された製品はこちら

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導入効果と今後の展望 OBC導入の決め手は多くのユーザーが支持する高い信頼性

システムを選定する際には、エンドユーザー・コンピューティングに対応できるかどうかというのも大きなポイントでした。たとえば、現在手書きで行われている人事考課を、今年中にデータでやりとりできるようにしたいと考えています。考課者に汎用データ化した人事考課表を送って必要項目を埋めてもらい、確定したデータを人事奉行に戻すという運用形態を確立することで、紙のやりとりにつきものの再入力の手間や、その際に起こり得るミスへのチェックというものを解消して行きたいのです。

今、データウェアハウスに取り込んだ様々な情報をデータマイニングしています。グループ内で使えそうな情報があれば、まず表計算ソフトで雛形を作ります。何度も使用されるようなら関数やピボットを付加したり、データベースソフトにランタイムを付けて使い勝手を向上させ、エンドユーザー・コンピューティングによるデータの有効活用を試行錯誤しているところです。

そういう意味でも各種データを自由に抜き出して加工でき、それを戻すことができるOBCのシステムは、我々にとってベストマッチでした。また、48施設、2,200人以上、何百億円という単位の数字を扱うわけですから、当然のことながら、システムの信頼性というのは重要な選定基準となります。

システムは安定的に動くということは、製品の品質管理がきちんとなされ、日々改善が行われているということです。その視点で見ると、OBCはその導入件数の多さといい、レスポンスの速いサポート体制といい、今までに培ったノウハウを十分にシステムに反映しているのだと思います。バックオフィス系の仕事では、どうしても先進性よりは安定性のある熟成されたシステムの方が重要ですね。

人事奉行ネットワーク版・給与奉行ネットワークモデルの導入効果は、現在のところほぼ期待通りです。今後、統合経営用システムとの本格的な連動も予定されていますので、グループ経営にとって人事・給与奉行の重要性がさらに高まると期待しています。

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会社概要
会社名: 武田病院グループ
所在地: 京都府京都市下京区塩小路通西洞院東入東塩小路町841-5
設立日: 昭和36年7月
ベット数: 1,424床(医療機関合計)
従業員数: 2,200名
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社員によって生み出されるアイデアや製品は数々の賞を受賞。
人事労務管理の基盤となる人事・給与システムを奉行シリーズで構築した。

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