株式会社ワールド・ワン|会計ソフト・給与ソフトの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

株式会社ワールド・ワン

  • 飲食店・宿泊業
  • 店舗別利益をリアルタイムに把握できるしくみに
    日次決算の早期化を実現
    所在地
    兵庫県神戸市
    年商
    7億5,000万円
    沖縄料理・郷土料理にこだわった居酒屋を展開する株式会社ワールド・ワン様は、2002年に1号店の「modern食堂金魚本店」をオープンして以来、7年間で10店舗へと順調に成長を続ける。店舗の拡大に伴い煩雑となる会計業務を効率化するため、勘定奉行を採用。店舗別の損益を翌日の昼には社長のコメントと共に現場に落としこむほどの日次決算の早期化を実現。社員と想いを一体化した元気な経営を実践するシステムは2009年度に経済産業省の「中小企業IT経営力大賞」を受賞。その秘密にせまる。

    課題と効果

    課題
    1. 店舗別損益の把握をリアルタイムに行うことができず、正確な利益を把握するまでに月次締めから2~3ヶ月もかかっていた。
    効果
    1. 翌日の2時には前日の店舗別損益を把握でき、各店舗には社長のコメントと共に集計結果を落としこむことができるようになった。
    2. 各店舗進捗状況表、日次決算、日報、利益ペース計算表が毎日ナレッジサイトを通じて配信され、各店長が日次で自店の経営状況を確認し、リアルタイムで施策を考えられるようになった。
    3. 資金繰り表を日次で確認できるようになった。

    導入前の課題

    店舗数の拡大に伴い課題となっていた会計業務の効率化・スリム化を実現

    • 株式会社ワールド・ワン
      代表取締役社長
      河野 圭一 氏

    株式会社ワールド・ワンが運営する店舗は、沖縄系居酒屋が4店舗と郷土料理系居酒屋が2店舗、バーが1店舗に、2008年4月にオープンした「琉球和食」という新ジャンルを提供する「金魚すさび」を含めて10店舗。こだわりの食材で作られる名物料理はもちろん、スタッフの活気や店の雰囲気も人気だ。

    「創業当初から『人』にこだわり、社員・アルバイト全員がチームで会社を創ることを最も大事にしてきました。」と語るのは、株式会社ワールド・ワン 代表取締役の河野 圭一氏。 現場が本当に必要とする情報をリアルタイム、且つ的確に伝える仕組みを追い求め、改善を繰り返した結果、今のシステムの形となった。

    「以前は、店舗のPOSシステムで集計された結果をもとに各店長が営業日報を本社に報告。 本社ではエクセルで日次決算資料にまとめなおし、各店舗にFAXしていました。しかし、店舗数の増加と共に処理が追いつかなくなり、システムによる効率化が迫られていました。」と代表取締役の河野氏は語る。

    店舗の拡大に伴う明細データの増大といった課題や、将来の目標として掲げる店舗数拡大に耐えうる経理の仕組みを構築するためにも、会計業務のスリム化と効率化が早急な課題となっていた。

    このような状況を改善するため、中心となってシステム化を整備したのが財務部部長の砂川氏だった。「アナログ作業をシステム化する必要がありましたが、その際に大切にしたのは、アナログとデジタルのメリハリでした。」と語る。

    「例えば、各店舗の売上などはシステムにより即時に集計が可能ですが、営業日報は1日の終わりの確認と意識付けの意味としてあえて手書きを残しています。しかし、一方で、勤怠データについてはデータベース化し、即時に勤怠データが本社に届くしくみにしました。また、日報の連絡はFAXをやめ、グループウェアを通じて配信しています。」

    選定ポイント

    「社員と一緒に会社を創る」ことへのこだわりを実現できるしくみに

    • 株式会社ワールド・ワン
      管理本部 財務部部長
      砂川 衛 氏

    同社のシステムは、各店舗のPOSシステム、本社側の財務会計システム(勘定奉行)・給与計算システム(給与奉行)、店舗と本社の情報を集計する「元気の出るシステム」、そして社員とのコミュニケーションツールとしてのグループウェアで大きくは構成されている。

    外部システムと各店舗のPOSシステムからは、店舗別仕入明細データや日次の売上データを勘定奉行に自動で取り込んでいる。また、給与奉行と連携することにより、人件費データの取り込みを効率的に行っている。最終的には勘定奉行に取り込まれたこれらの財務データと、アルバイトスタッフの勤怠・シフトデータ、来店顧客の情報や天候などの非財務データを加工することにより、各店舗進捗状況表、日次決算資料、利益ペース計算表、日報の4種の財務資料が翌日の2時には社長のコメントと共に現場に落としこめる仕組みだ。 また、店舗別の利益や費用対効果などの全ての情報をまとめた店舗実績表を基に、月2回の店舗経営についての会議を行っている。このような資料を使って行う会議では、現場から挙がる仮説を、数値で検証できるようになったことが大きな効果を生んでいる。現在は、さらに資金繰りも日次で預金口座別に確認することができている。「店舗実績表は月末に締めて翌月の10日には出すことができています。予算・前年対比・月次の進捗など、これを見ると全ての情報がわかります。」と河野氏。

    「全ての仕訳伝票を店舗別に細かく切ることで、各店舗の損益が正確に把握できる仕組みです。そのため、月間仕訳データは1万2千件、決算時には15万件の仕訳が発生しますが、取り込みも簡単なのが助かっています。勘定奉行のパフォーマンスに関しても全く問題なく、非常にスムーズに動くので満足しています。」と砂川氏は語る。

    POSシステムからの店舗データと、勘定奉行の経費データをうまく統合させ、経営に関わる情報の集計と落とし込みの早期化を実践している。それぞれのシステムが一体となり、「社員・アルバイト全員がチームで会社を創る」ことを下支えするすばらしい仕組みだ。

    システムフロー図
    システムのポイント
    1. 店舗ではPOSと、売上・勤怠管理システムを使用し、日々の売上情報や非財務情報を蓄積
    2. 本社では、店舗から収集した売上情報や、仕入に関する仕訳データを店舗単位の細かい仕訳データとして取り込みを行っている
    3. 勘定奉行に蓄積された経費データや売上データなどの財務データと、店舗からの非財務データを「元気の出るシステム」を活用して加工・紐付け

    導入効果と今後の展望

    生産者からお客様まで一期通貫したサービスの提供へ、財務のコアとして成長を支える奉行シリーズ

    河野氏は導入効果について次のように語る。「以前は、経理業務を外部に任せていたため、店舗別損益の把握をリアルタイムに行うことができず、正確な利益を把握するまでに月次締めから2~3ヶ月もかかっていました。いわゆる管理会計が全くできていない状態でした。日次決算を把握できるようになってからは、財務諸表の見方も大きく変わりました。」

    ワールド・ワンでは、経営への全員参加を目指した社内での様々な取り組みを行っている。全社・全スタッフを対象に、売上のみならず、顧客満足度や環境整備などを競う「達成大会」や、表彰式、社内新聞など、様々な形でコミュニケーションを図っている。また、週1回の業務改善会議や定例の実行計画作成会などを開催することで、現場が自ら考え、決定する企業文化を作り出している。このような場面でもシステムから集計される情報が役立っている。

    今後の展開について河野氏はこう述べる。「他の業界と比較すると、外食産業はシステムによる効率化・スピード化はまだまだ自分たちの感覚による部分が大きい。今後は他の業界システムとも足並みが揃うように良い部分をどんどん取り入れていきたいですね。自社の事業としては、生産者からお客様まで一気通貫した考え方、サービスへと発展させていきたいと考えています。そのためにはシステムによる支えがますます必要となるでしょうね。」

    常に社員と共に成長を続ける株式会社ワールド・ワン。今後の益々の発展が期待される。「奉行シリーズ」は、財務のコアとして、攻めの経営を実践する同社の成長をしっかりと支えていく。

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    会社概要

    会社名
    株式会社ワールド・ワン
    所在地
    兵庫県神戸市中央区
    設立日
    平成8年6月
    資本金
    4,500万円
    売上高
    7億5,000万円(平成20年度実績)
    業務内容
    飲食店の経営
    URL
    http://www.world-one-group.co.jp/

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