横河医療ソリューションズ株式会社|会計システム・固定資産管理システムの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

横河医療ソリューションズ株式会社

  • ソフトウェア・情報サービス業
  • 新会社の設立に伴い、業務標準化に信頼性のあるスリムなシステムが必要に
    奉行V ERPで、スピード感を持った短期間での会計基盤構築を実現
    所在地
    東京都杉並区
    従業員数
    160名
    横河医療ソリューションズ株式会社様は、放射線科の医療情報システムに高い技術力を持ち、レントゲン等の検査画像を、フィルムに出力せずコンピュータ上に表示・診断する「フィルムレスシステム」をはじめ、最先端医療を牽引するソフトウェアの開発・販売を行っている。
    同社がグループ新会社として、横河電機株式会社から事業分社化したのは2010年4月。設立に際し、業務基盤システムの構築に与えられた期間は、検討期間を含め本稼働までわずか3ヶ月であった。
    新会社として一からとなる会計基盤の構築を、奉行V ERPシリーズで実現した同社。その範囲は、債権債務管理・固定資産管理を含む会計システム全体に及ぶ。また、現在は、プロジェクト収支管理システム、経費ワークフローとの連携により、受発注のフロント業務からのシステム統合を実現している。
    驚くべき短期導入を実現できた経緯、そして、システム選定ポイントと効果について、経営管理本部の皆様にお話を伺った。

    課題と効果

    課題
    1. 新会社設立に伴い、検討から稼働まで3ヶ月という、わずかな期間での会計基盤構築に迫られた。
    2. 大規模病院向けに医療情報システムの個別開発を行っているため、長期にわたるプロジェクト管理と、プロジェクト別の原価管理の実現が必要であった。
    効果
    1. 奉行V ERPシリーズの導入により、債権債務管理・固定資産管理を含む会計システム全体の本稼働を3ヶ月間で実現。
    2. プロジェクト収支管理システムと勘定奉行V ERPとの連携により、プロジェクト毎の原価把握を実現。

    導入の背景と課題

    自社に最適な機能性と運用性を備えたシステムを検討

    • 経営管理本部長宮村 秀男 様
    • 経営管理本部 経理部高橋 己喜男 様

    横河医療ソリューションズ株式会社様が開発する医療情報システムは、大学病院をはじめとした大病院を中心に、300を超える病院に導入されている。病院ごとの個別ニーズに合わせたシステム開発を重視しており、最先端医療への高度な知識をベースにした開発力が同社の最大の強みである。また、病院ごとに個別開発を行うため、継続した保守メンテナンスも重視しており、保守サービスを担う拠点は全国に9拠点を展開する。

    同社が、医療ソリューションの開発・販売を担う会社として、グループの母体である横河電機株式会社より事業分社化したのは2010年の4月。正式に分社化の発表が行われたのが同年2月であったことから、実質2か月間というわずかな期間で、新会社の業務基盤として会計システムを立ち上げる必要があった。

    システム検討を開始した当時の状況について、経理部の高橋様は次のように振り返る。
    「グループ本体の横河電機には自前で作りこんだ基幹システムがありましたから、このシステムを利用することも、もちろん検討がされました。しかし、160名の企業にとっては運用が複雑で規模も大きいシステムでしたので、もっとスリムで運用のしやすい新たなシステムの検討が必要でした。」

    また、システムで実現すべき管理内容についても、グループ本体のシステムでは課題があったという。
    「本体のシステムは、製造原価計算を中心に作られたシステムでした。 しかし当社の場合は、システムの個別開発を行っていますので、クライアントごとに長期にわたるプロジェクト管理ができ、JOBごとの採算管理に重点を置いたシステム、つまりプロジェクト別の個別原価管理を実現できる会計システムを必要としていました。」

    検討の結果、新たな会計システムの構築を決定し、機能性と導入・運用のしやすさを備えた、パッケージシステムによる会計業務基盤構築を目指すこととなった。 このような背景の中、同社の新たな会計基盤として選ばれたのが奉行V ERPシリーズであった。

    選定ポイント

    プロジェクト別の原価管理と債権債務管理の効率化が必須
    標準機能の充実と、豊富な導入実績が決め手に

    • 経営管理本部 経理部
      経理グループ長
      奥山 和也 様

    複数社の財務会計パッケージを検討した中で、最終的に奉行V ERPシリーズに決定した理由としては、財務会計システムとしての標準機能の充実や、多数の企業に導入されている豊富な実績面も評価のポイントとなったという。経理グループ長の奥山様は次のように語る。
    「奉行シリーズは導入実績が非常に多く、業務に精通している信頼できるシステムだと感じています。コンパクトでありながら、業務システムとの連携や、債権債務・経費管理から管理会計に至る財務会計としての標準機能も網羅性があり、しっかりしています。」

    また、従来からある業務プロセスを標準化されたパッケージ機能で実現することの苦労は大きかったが、それを短期間で実現することが、同社にとってシステム立ち上げの成功の鍵でもあった。
    「パッケージ機能に合わせ、いちから業務を構築すれば簡単だったのだと思いますが、従来からある業務処理を、どうパッケージ機能と折り合いをつけていくか、この整理が難しかったのではないかと想像します。その点についても、OBCの導入担当の方には色々と支援をいただき、検討段階より当社の要望に対してシステム機能でどう実現できるのか提案いただきながら、短期間でうまく進めていくことができました。」(経理部 高橋様)

    システムフロー図
    システムのポイント
    1. プロジェクト収支管理システムと債権債務管理オプションとを連携することで、債権債務情報の消込と未収金・未払金管理の効率化を実現
    2. 経費申請管理はワークフローにて行い、経費に関する仕訳データの取り込みを行っている
    3. 勘定奉行V ERPと業務システムとを連携し、部門別プロジェクト別の仕訳データの取り込みを自動化。伝票起票の正確性と効率化を実現
    4. 保有する固定資産については、資産情報の管理をはじめ、税務基準・会計基準での償却費計算、申告業務、会計仕訳連携など、固定資産に関するトータル業務を固定資産奉行V ERPにより実現

    導入効果と今後の展望

    システム連携により業務全体の効率化を実現
    操作性やサポート体制も評価

    • 経営管理本部
      経理部 経理グループ
      高橋 理恵 様
    • 経営管理本部
      経理部 経理グループ
      栗山 真紀 様

    現在は、勘定奉行V ERPを中心に、「債権債務管理オプション」、さらには固定資産管理システムとして「固定資産奉行V ERP」を導入している。 プロジェクト収支管理を行う業務システムとの連携により、部門別プロジェクト別の仕訳明細の取り込みを行い、財務会計上でのプロジェクト別の原価管理につなげている。債権債務情報は、「債権債務管理オプション」上で、入出金情報からの消込管理を行っている。また、経費精算については経費ワークフローを活用し、出張精算や立替精算、支払処理の効率化を実現している。

    債務管理のオペレーションを担当する経理グループの高橋様は、奉行V ERPの操作性について次のように語る。
    「債務の処理業務を担当していますが、勘定奉行V ERPは非常に使いやすく、業務システムとの連携により支払から仕訳作成までをスムーズに行えます。
    社員の出張処理は多いですが、5月に経費ワークフローシステムも稼働しましたので、それまで一時的に手計算で処理を行っていた経費についても、ワークフローからのデータ取り込みができるようになり、効率化ができています。今は全く問題なくスムーズに業務を行うことができています。」

    また、債権管理のオペレーションを担当する経理グループの栗山様は、稼働後の運用を支援するサポートセンターについても評価する。
    「稼働当初は、初めてのシステムということもあり、操作面でわからないことも色々とありましたが、その度にサポートセンターに問い合わせを行いました。丁寧な回答をすぐにいただけるので、ほとんどの不明点はサポートセンターで解決することができました。今では債権管理について安定して稼働を行うことができています。」

    固定資産奉行V ERPの導入により、グループでの会計方針の変更にもスムーズに対応

    固定資産管理については、グループ本体の資産管理システムから固定資産奉行V ERPにデータを移行した。以前のシステムでは、減損会計や圧縮記帳など、固定資産に関しては複雑な管理を多く行っていたが、固定資産奉行V ERPには様々な資産管理方法にも対応できる機能性と管理項目が備わっているため、全ての資産を問題無く移行できたという。
    「2011年4月には、グループ内での会計方針の統一によって、償却方法を変更したのですが、複数の基準管理ができますのでスムーズに対応することができました。また、資産除去債務など制度改正への対応スピードも早いですし、OBCのサポートセンターは専門的な知識も高く、税務申告に関する内容を問い合わせた際にも、その場で即回答をいただけました。」(経理部 高橋様)

    管理会計の充実により、精度の高い部門別採算性の把握を目指す

    事業分社化から1年が経過した。新会社として事業が安定化し、会計の業務基盤がひとまず完成した同社では、次の段階として、より精度の高い管理会計の実現を目指す。今後の同社の展望について、経営管理本部長の宮村様に伺った。 「当社は、大病院を中心としたカスタマイズ開発を強みにしていますから、現在の顧客ターゲットに対する提案とメンテナンスをしっかり行い続けたいと考えています。そういう意味では、利益重視で企業を安定させていくことが目標ですので、管理会計は重要な要素となります。今後は管理会計の充実を図り、部門別での採算性をきっちりと見ていきたいと考えています。」

    会社概要

    会社名
    横河医療ソリューションズ株式会社
    業種
    ソフトウェア開発業
    従業員数
    160名
    資本金
    9,000万円
    事業内容
    ソフトウェア開発・制作・エンジニアリング及び販売
    医療情報処理システムに関するコンサルティング・開発・設計・運用・保守・サービス
    医療機器の開発、製造、販売及び保守修理

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