湘南CORUN ENERGY 株式会社|会計システム・固定資産管理システム・税務申告システムの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

湘南CORUN ENERGY 株式会社

  • 製造業
  • 独立法人化のため基幹システムの再構築に迫られる
    生産管理から財務会計、ワークフローに至る基幹システム構築を短期間で実現
    従業員数
    250名(正社員110名、派遣社員140名)
    年商
    50億円(平成23年3月現在)
    HEV用ニッケル水素電池のセル、モジュール、負極板の開発生産を行う湘南CORUN ENERGY株式会社様。1932年に乾電池の生産を開始して以来、80年にわたりその時代における先端技術による電池の開発と生産を行ってきた。2011年、事業譲渡に伴い前身のパナソニック(株)エナジー社から、現在の湘南CORUN ENERGY株式会社へと独立法人化を行うこととなり、生産管理から財務会計、ワークフローに至る基幹業務システムの再構築が必要となった。短期間且つ予算内でのシステム構築を実現するため、20社のシステムを比較。最も要件を満たすシステムとして同社が選んだのは「奉行V ERP」であった。

    課題と効果

    課題
    1. 独立法人化により、生産管理システムから財務会計、ワークフローに至る広範囲の基幹業務システム構築を短期間で立ち上げる必要があった。
    効果
    1. 奉行V ERPと生産管理システムの連携により、短期間且つ予算内での基幹業務システム構築を実現。

    導入前の課題と導入に至る経緯

    生産管理から財務会計、ワークフローに至る幅広い業務範囲
    短期間且つ予算内でのシステム構築を目指す

    • 工場長濱﨑 良一 氏

    湘南CORUN ENERGY株式会社様は、前身であるパナソニック(株)エナジー社の湘南工場として、1932年に乾電池の生産を開始して以来、80年にわたり、鉛蓄電池やニッケルカドミウム電池など、その時代ごとの最先端技術による電池開発を行ってきた。現在は、HEV用のニッケル水素電池のセル、モジュール、負極板の開発生産を行っている。

    2011年事業譲渡に伴い、エナジー社の湘南工場は現在の湘南CORUN ENERGY株式会社へと独立法人化を行うこととなった。法人化に伴い、生産管理から財務会計、固定資産管理、ワークフローに至る全ての基幹業務について、独自のシステム基盤を構築する必要に迫られた。
    当時の状況について、同社の工場長である濱﨑 良一氏は次のように振り返る。
    「独自のシステムを立ち上げなければ、企業として本当に独立したとみなされませんから、独立法人化が決まった時点からできるだけ早急に基幹システムを構築する必要がありました。従来のシステムをレンタル使用できる期限と、システム構築に関する予算的な制約がありましたので、短期間で全ての基幹システムを稼働させなければならなかったのですが、もともと工場部門でしたのでITの専門家もおらず、どのようなシステムを選定すべきかもわからない状況でした。そこで、コンサルティング会社にシステム選定の協力を依頼し、本格的に検討をスタートさせることとなりました。」
    こうして、会社が独立した2011年の4月より、システム導入のためのプロジェクトを開始することとなった。

    選定ポイント

    20社のベンダーを比較検討
    コストと短期導入の実現性、生産管理システムとの連携性を重視

    • 経理グループ
      グループマネージャー
      森山 章彦 氏

    同社が要件とするシステム範囲は、大きくは生産管理と財務会計、固定資産管理、それに従来から確立されている業務として経費等のワークフローの実現があり、各システム間でのスムーズなデータ連携を条件とした。システム選定では最初に20社のベンダーに提案を依頼。そこから6社に絞り込み、さらに選定した3社にはプレゼンテーションとデモンストレーションを依頼し、コンサルティング会社にも評価をしてもらったという。
    多様な提案の中からシステムを選定していく上で、同社が重要視したポイントについて、経理グループ グループマネージャーの森山 章彦氏は次のように語る。
    「当初は、オラクルを中心としたERPにワークフローが搭載されたシステムを検討していたのですが、そういったシステムは一律にコストが高いという課題がありました。従来使用していたシステムは、大企業が連結決算までを実現するシステムでしたが、当社が必要とするのは、一定の管理基準を満たしつつもひとつの会社の業務を管理するためのシステムです。全く目的や範囲、コストも異なりますので、まずはコストが見合うシステムである点を重視しました。また、コストに加え、短期導入を確約してくれるかどうかが非常に重要なポイントでした。しかし、この短期導入の実現性が課題となるベンダーが結果としては多くありました。」

    また、生産管理システムと基幹業務との連携性についても、コストとのバランスを重視したという。
    「パッケージの場合、ひとつのパッケージ内で生産管理と財務会計、どちらの要件もカバーできるシステムがあれば良かったのですが、そういったシステムは探してもありませんでした。ERPになるといくつかシステムがありますが、コストが高くなるうえ、導入も複雑化し面倒になります。そこで、生産管理やワークフローなど、それぞれの機能を持つパッケージを組み合わせながらも、最後にできるだけ手間が掛からない形で会計システムへと連携できるシステムを選定することにしました。」

    選定を開始してから約2か月後の5月末、これらの要件を満たし、且つ、導入実績や機能面でも優位性のあるシステムとして、同社は「奉行V ERP」の導入を決定した。

    システム概要

    パッケージ標準機能に業務を合わせカスタマイズを最小限に

    • 工場管理チーム大塚 整 氏

    湘南CORUN ENERGY様では、会計のコアシステムに「勘定奉行V ERP」、固定資産管理システムに「固定資産奉行V ERP」、申告システムとして「申告奉行V ERP」を導入。また、オプションを追加することで債権債務管理にも対応し、幅広い会計業務のトータル管理を実現している。また、ワークフローシステムからは経費データが、生産管理システムからは原価データが勘定奉行V ERPへと仕訳連携する。

    今回のシステム導入は業務全般に及ぶ広範囲であったが、カスタマイズをできる限り行わないことをコンセプトに掲げ、パッケージの標準機能に業務を合わせるための工夫を重ねることで導入を進めたという。
    生産管理システムの導入プロジェクトに携わった、工場管理チームの大塚 整氏は導入のプロセスを次のように振り返る。
    「生産管理システムについては少しのカスタマイズは加えざるを得ませんでしたが、できる限りカスタマイズを行わないためには、現状の業務をどのように変化させればよいかを考えることで、追加部分を最小限に抑えることができました。プロジェクト内で統一意識を持って取り組めたことが大きかったと思います。」

    システム概要図
    システムのポイント
    1. 生産管理システム、ワークフローシステムからのスムーズな仕訳データ連携を実現
    2. 会計システムは標準機能での運用を、生産管理システムはカスタマイズを最小限に抑えた導入を実現
    3. パッケージ導入により短期間での基幹システム構築を実現

    導入効果と今後の展望

    予定通りに全てのシステムが本稼働を迎える
    今後は業務をより効率化するための機能活用へ

    • 経理グループ市川 朱美 氏

    奉行V ERPの導入決定から5か月後の11月、全てのシステムが無事に本稼働を迎えた。
    会計システムの導入プロジェクトに携わり、また経理のオペレーションを担当する市川 朱美氏は、奉行V ERPの導入による変化を次のように話す。
    「以前は本社から依頼された資料をそのまま提出し、それが最終的にどのような形になるのかを気にする必要がありませんでしたが、独立法人になってみると、全ての業務プロセスを自分達で行う必要があります。そういう点でも奉行V ERPでは業務プロセスがシステム機能で用意されているので一連の処理を行うことができます。法令対応についても情報を迅速に提供いただけますので、非常に安心して使用しています。」

    今回、限られた期間の中であったが、当初のスケジュールからほぼずれることなく、システム導入のプロジェクトを進めることができたという。その要因について、濱﨑氏は次のように振り返る。
    「奉行V ERPの導入を決定した数日後には、システムの本稼働に向けたプロジェクトを開始しましたが、会計システムと生産管理システムのそれぞれに責任者と担当者を決め、並行して進めました。システムの導入についてはトップダウンで行い、何かあった場合の判断は早急に行う。また、日々の管理を行っていく。これを心がけたのが結果につながったのだと思います。」

    最後に今後の展望について森山氏にお聞きした。
    「システム導入については、まずは標準的な機能に業務を合わせ、業務負荷とのバランスを見ながら事業規模や業績に応じてシステムを拡張していこうと考えるのが良いと思っています。今までは、システムを導入し、正常に稼働させることを中心に一生懸命考えてきました。今後は次の段階として、導入したシステムをどう活用していくか、また、業務をより効率的にするための機能の活用方法、そういったところを深堀していきたいと考えています。」

    会社概要

    会社名
    湘南CORUN ENERGY 株式会社
    資本金
    2億9千9百万円
    従業員数
    250名(正社員110名、派遣社員140名)
    事業内容
    HEV用ニッケル水素電池の開発・製造・販売
    売上高
    年商50億円(平成23年3月現在)

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