新日鐵住金グループ 日本チューブラープロダクツ株式会社|会計システム・人事システム・勤怠管理システムの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

日本チューブラープロダクツ株式会社

  • 製造業
  • 会計・人事労務の統合業務基盤を奉行V ERPで構築
    内部統制の強化とコンプライアンスを実現
    所在地
    大分県中津市
    従業員数
    78名
    日本チューブラープロダクツ株式会社様は、新日鐵住金グループの鋼管関連事業の中核企業として、高い技術力を強みに油井管関連部品や車輪、土木継手関連等の加工製造を行っている。同社では、従来より基幹業務の部分的なシステム化はされていたが、システム間をつなぐ属人的な業務が多数残っていることに課題を抱えていた。内部統制やコンプライアンスへの意識が高まる中、紙や人の手による業務を見直し、内部統制他コンプライアンスを満足しうる環境とするため奉行V ERPによる基幹業務全体の統合的な基盤構築を目指すこととなった。
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    課題と効果

    課題
    1. 部分的なシステム化のため、紙と人の手による属人化された業務が多く残っていた
    2. 内部統制の強化とコンプライアンスの実現が課題であった
    効果
    1. 広い範囲の業務をシステムで統合したことで、業務の標準化とペーパーレス化を実現
    2. 承認プロセス等システム機能による統制やログ管理による内部統制の強化を実現

    導入前の課題と導入に至る経緯

    紙と人の手による属人化された業務が課題

    • 業務部長森 敬一郎 氏

    大分県中津市にある日本チューブラープロダクツ株式会社様は、精密特殊ねじをはじめとする油井管関連部品や車輪、土木継手関連等の加工製造を行っている。品質と技術力の高さを強みとし、新日鐵住金グループの鋼管関連事業の中核企業として成長を続けてきた。2012年には創業30年の節目を迎える。

    同社が基幹業務システムの見直しをはじめたのは2011年の3月頃。従来より、会計と給与計算には市販のパッケージシステムを導入していたが、まだ紙や人の手による属人化された業務が多く残っていた。 当時の業務課題ついて、業務部長 森 敬一郎氏は次のように振り返る。
    「システム化を検討することとなった一番の目的は、内部統制の強化とコンプライアンスを実現できる環境の構築でした。当時のシステムが使用できるのは業務の一部分でしたので、部分的にシステム化された業務と業務の隙間を、人の手による業務でつなぐ必要がありました。限られた人にしかできない処理も多く存在しており、属人化の問題も大きな課題のひとつでした。また、承認プロセス自体がシステム化されて無い業務もありましたので、業務ミスが統制上の問題につながる不安がある状況でした。」

    同社では、これら内部統制やコンプライアンスに対する課題を解決するために、会計と人事労務の全体業務をカバーできる統合的なシステム構築を進めることとなった。検討の末、同社が新たなシステム基盤として選んだのは奉行V ERPであった。

    選定ポイント

    内部統制・IFRSへの対応、会計・人事労務における業務網羅性がポイントに

    • 業務部司城 俊一 氏

    同社が奉行V ERPの導入を決定したポイントについて、業務部 司城 俊一氏は次のように語る。
    「様々なシステムを調べましたが、製造業である当社の業務に合致でき、また、内部統制を含め、会計・人事労務の広範囲の業務にも網羅的に対応できるパッケージは奉行V ERPだけでした。具体的なご提案を頂く際に、運用時の細かな要望など広範囲に及ぶ業務に関して様々な要件をお伝えしましたが、ほとんどの要件をパッケージの標準機能でカバーできました。このシステムなら自社の業務に対応できるという確信を持てましたので、奉行V ERPの導入を決定することに迷いはありませんでした。」

    また、新日鐵住金グループである同社では、将来的なIFRS(国際財務報告基準)への対応スケジュールが開示されていることも選定上の重要なポイントであったという。
    「固定資産管理については特に、IFRSへの対応方針が出ている点は重要な選定ポイントとなりました。 奉行V ERPは、今までの改正に対しても迅速に対応してきている実績がありましたので、その点も評価できました。」(司城氏)

    システム概要

    日本チューブラープロダクツ株式会社様では、会計基盤には「勘定奉行V ERP」を中心に、「固定資産奉行V ERP」「申告奉行V ERP」を導入。自社の生産管理システムとのデータ連携を行っている。また、オプションを追加することにより、手形管理を含めた債権債務管理までを実現した。
    人事労務管理では「人事奉行V ERP」「就業奉行V ERP」「給与奉行V ERP」による統合運用を実現。勤怠申請WEBワークフローを合わせて導入することで、勤怠管理の効率化に成功している。

    債権債務管理のシステム化により月次決算の確定スピードが向上

    会計においては、特に債権債務管理をシステム化したことでペーパーレス化と月次数字の確定スピードに大きな効果を発揮している。 FBシステムから取り込んだ入出金データから、債権債務情報の自動消込を実現。そのまま仕訳データの作成までが行える。 「今までは債権債務の管理にはExcelを使っていました。会計システムからデータを一旦Excelに落とし、必要な情報を追記管理しますので二度手間が発生していました。やはり、Excelにコピー貼付けを行う過程ではミスが起こりやすいですし、セキュリティの問題やデータの書き換えができてしまう点など、内部統制上の問題もあります。奉行V ERPでシステム化できたことで、業務のプロセスをシステム内で正確に運用でき、さらに各業務処理のログを残せるようになりました。この点が内部統制強化の実現としては重要であったと思います。」(司城氏)

    勤怠の申請/承認と打刻、勤怠集計から給与計算への連携まで
    業務の統合により大幅な効率化を実現

    人事労務分野では、特に勤怠管理についてコンプライアンスの実現に向けた強い目的があった。
    現在は、社屋の入退出管理システムの認証と、タイムレコーダの打刻を統一の社員カードで行えるように整備し、正確な出退勤管理を実現している。
    また、勤怠の事前申請と承認はWEBワークフローシステムを導入し、申請から承認まで各現場で行えるようにしている。勤怠締め後の勤怠集計業務が自動化され、給与計算システムへのデータ連携までが一連の流れで行える。
    「人事労務に関しては、システム化によって情報のスピード感が全く違うことに驚いています。 以前は、担当者が何日も掛けて社員ごとの勤怠を集計していましたが、今は勤怠を締めると同時に集計が終わります。」(司城氏) また、同社の工場では、休日以外は3グループ交代制の24時間操業を行っている。工場の急な稼働率の変動にも対応できる正確な勤怠管理が必要であるが、複雑な勤務形態にも奉行V ERPで対応することができた。

    システム概略図
    システムのポイント
    会計システムのポイント
    1. 債権債務管理はExcel管理を無くし、システム内で入金支払の自動消込が可能となった
    2. 固定資産管理システムの導入により、全ての固定資産についてデータによる一元管理を実現
      数量・設置場所の正確な把握が可能になった
    3. 業務全体のシステム化により、多くの紙による管理を無くすことに成功
    人事労務システムのポイント
    1. 勤怠申請はWEBワークフローによる申請/承認を実現
    2. やさしいインターフェースにより、全社員が使うWEBワークフローも短期間で利用を統一化できた
    3. 社員証による入退出管理とタイムレコーダ打刻を実現。Excelによる入退出管理・出勤簿を廃止できた
    4. 勤怠打刻データは各現場の責任者がチェック後、勤怠管理システムで自動集計される
      勤怠締めから給与計算までのデータ連携により、業務の大幅な効率化とスピード化を実現
    内部統制におけるポイント
    1. セキュリティ機能により業務全体の処理ログを正確に残せるようになった

    導入効果と今後の展望

    パッケージ機能により内部統制とコンプライアンスへの対応をスムーズに実現
    業務のペーパーレス化を実現

    こうして、奉行V ERPの導入決定から半年後の2012年4月、全てのシステムが本稼働を迎えた。その導入効果について司城氏は次のように評価する。
    「本格的な運用開始からまだ数ヶ月ですが、システムの導入効果は徐々に出始めています。当社は社員の平均年齢が高いこともあり、導入当初はシステムに戸惑う姿も見られましたが、今では工場や食堂に設置しているPCの電源を自ら入れ、勤怠確認を積極的に行う姿が見られるようになりました。奉行V ERPはインターフェースが非常にわかりやすいため、社員全員に使ってもらいやすいシステムだと感じます。」

    また、同社の課題であった内部統制やコンプライアンスに対する効果についても評価する。
    「内部統制やコンプライアンスへの対応についてはパッケージの機能を使うことで、非常にスムーズに実現することができました。現在は各業務に承認プロセスによるチェックと統制がきっちり入る仕組みが構築できました。属人化されていた業務もシステムで標準化され、特定の人しか把握していない業務というものが無くなりました。現在は並行稼働中のため、一部にまだ紙による業務が残っていますが、今後システムでの本格的な運用が開始すればペーパーレス化も大幅に進みます。」

    同社では、奉行V ERPの各システムの利用度をさらに高めながら、今回の成功を基に今後もシステムによるさらなる業務の統合管理を目指していく考えだ。

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    会社概要

    会社名
    新日鐵住金グループ 日本チューブラープロダクツ株式会社
    事業内容
    油井管関連部品(カップリング・プロテクター)製造、土木建材関連部品(ラクニカン・STマイクロパイル)製造、車輪およびその他関連部品製造、鉄鋼用工具製造、精密加工部品製造
    従業員数
    78名
    資本金
    2億円
    本社住所
    大分県中津市
    URL
    http://www.ntpc.jp/

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