導入事例

株式会社カジタク

  • サービス業
  • クラウドを軸にシステムの基礎固め経営を支える管理部門の基盤が整う
    所在地
    東京都中央区
    従業員数
    127名(2015年2月末時点)
    年商
    55億8,000万円(2015年2月期)
    2008年8月設立。11年にイオングループ傘下に入る。炊事や洗濯といった家事全般の代行サービスをパッケージ化した商品を小売店に販売。イオングループ各社の店頭で販売されるほか、ホームページを通じて個人顧客からの受付も行っている。現在は、ハウスクリーニング業務や宅配クリーニング業などにも着手し、業務を拡大している。コピーサービスや写真プリントなどの店頭支援事業、マンション内の住居者向けハウスクリーニング等のマンションコンシェルジュ事業も手掛ける。
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    課題と効果

    課題
    1. 事業拡大により債権債務管理業務の煩雑さが深刻になり、業務の省力化が急務に。
    2. 限られた役員や人事担当の主観による属人的な人事からの脱却とノンコア業務の効率化。
    効果
    1. 煩雑な手作業かつ個別エクセル管理による債権債務管理を消込・仕訳作成という一連の業務が消込 チェックによる効率化とデータの一元管理を実現。
    2. 働き方・雇用形態が多様化する中、従業員情報の効率的な管理とノンコア業務の完全外注化を実現。

    導入前の課題

    経営計画を支える管理部門の強化が必須に
    業務の効率化と属人的な人事管理からの脱却が課題に浮上

    株式会社カジタクは、設立8 年目となる2015年、順調に成長を続けてきたものの、成長余地のある市場とみて、参入または検討する企業が増えつつあり、同社の取り巻く環境はますます厳しさが増してくるものと考えていた。
    このような環境の中、収益を伴い成長を持続するための経営基盤構築に向けて、成長ステージに応じた改革・改善が各部門で取り組ま れていた。特に収益部門をサポートする管理部門は、「人事および経理業務の効率化」と「属人的な人事業務からの脱却」が目下の課題であった。

    1つ目の課題には、同社の顧客の変化が背景にある。設立以来、サービスをパッケージ化した商品を小売店に納品するというB to Bの 取引が主だったが、昨今、ウェブサイト等を通じた個人(エンドユーザー)への直接販売も増えるようになり、2015年の個人顧客数は前年 の6倍に膨れ上がった。これにより、少額の取引件数が増え、補助科目では対応しきれなくなり、今後さらに債権債務管理に負担がかかると予想されたのだ。
    2つ目の課題の背景には、人事情報を経営に活かしきれていない現状があった。同社はエクセルで管理する人事台帳はあったが、氏名・生年月日・住所といった基本情報の掲載しかなく、過去の異動歴や得意分野などの情報は、限られた役員の記憶や過去のデータをその都度探すという状況であった。
    同社ではこれまで、顧客の利便性やそれを直接的に支える業務を優先的にシステム化してきたが、小さな本社・管理部門を実現し続けていくとともに、情報を戦略的に活かすことをコア業務にしていくという転換期を迎えていた。

    システム選定のポイント

    既に導入済みだったMicrosoft Azureの基盤を活かしてクラウド版を選択
    情報連携による省力化・ミス軽減を評価

    • 執行役員
      管理本部担当
      丸尾 健太郎 氏

    戦略的にシステムを活用し、組織力・管理体制を強化していくと決断した同社。経理部門では、2008年から勘定奉行21を使用しており、奉行21Ver.4、奉行21Ver.5、奉行iと刷新してきた経緯がある。今回も奉行i8シリーズへのバージョンアップを想定していたが、最終的に奉行i8 for クラウドを選択した。同社はシステムを稼働させた2009年から、マイクロソフトのクラウドプラットフォームであるMicrosoft Azure(当時はWindows Azure)を導入して運用。初めは奉行i 8へのバージョンアップを検討していたが、ちょうどその時にOBCのクラウ ドサービスが発売されると聞きつけ、それならば、もともとあるプラットフォームを活かして運用しようという結論に至った。

    さらに同タイミングで支払管理と入金管理のオプション、人事奉行i 8 for クラウド、給与奉行i 8 for クラウドを新たに導入し、人事および経理業務のシステム化を矢継ぎ早に再構築した。 「奉行シリーズ以外のシステム導入は念頭にありませんでした。奉行製品は使い勝手が良いということもありますが、システムを同シリーズで揃えることで、会計・人事・給与のデータがきちんと連携し、内部統制上も良いと考えたからです。奉行製品のラインナップが豊富だったおかげで、当社が求める理想に近づけたと思っています。」

    システム概要図
    システムのポイント

    導入済みのクラウドプラットフォームであるMicrosoft Azure(パグリッククラウドサービス)に、クラウド環境専用パッケージの奉行i8 for クラウドをインストール。勘定奉行i8 for クラウド、支払管理オプション、入金管理オプション、人事奉行i8 for クラウド、給与奉行i 8 for クラウドはすべて3ライセンスで運用する。会計士事務所や給与計算をアウトソースする委託会社ともクラウドを通じてリアルタイムで情報をやり取りしている。

    導入効果

    オプションとの組み合わせで債権債務管理のシステム化に成功
    操作性の良さで効率化・省力化・標準化を実現

    まずは経理部門の効果だ。奉行i 8へのバージョンアップで可能となった取引先のマスター作成、さらに支払管理オプション・入金管理オ プションを組み合わせることで、課題として上がっていた債権債務管理をシステム化することに成功した。銀行データとの連携(入金・支 払)や入金・支払予定表などの管理に至るまで、煩雑な業務の効率化を実現した。それまでは勘定奉行の補助科目で管理しており、全国の 協力会社300社以上分の請求先、支払先、金額をひとつひとつ手入力して確認する作業が必要だった。扱う金額は、大きいところで1,000万円以上、少額のところで1万円以下と差が大きく、打ち間違いや確認ミスがゼロではなかった。同社基幹システムともデータが連携し、人の手が介入する場面が減ったため、効率性・正確性が上がった。

    人事・給与部門でも新規に作成した人事台帳が効果をもたらし始めている。直近で行った組織改編には人事奉行で作成した人事台帳を活用。データのスピーディーな確認も実現している。
    「当社は扶養家族になっているパート・アルバイトが多く、年の後半になると自分がどのくらい稼いだか、103万円を超えそうかどうかな どの問い合わせが多く寄せられます。今までは給与計算の委託会社に都度問い合わせていましたが、今はボタン一つで年末調整の項目から数字を見ることができますし、シフトの調整が必要かどうかをすぐに確認できます。」
    さらにクラウド環境を活用したことで、物理的な行き来が少なくなり、アウトソーシング会社や会計士事務所とのやり取りもクラウド上 でシームレスに行うことができている。

    今後の展望

    システムを使い少人数で生産性を上げ、コア業務とノンコア業務の継続的な改善・改革
    制度改正対応にOBC業務サービスも活用

    今後の管理部門のミッションについて丸尾氏は、「持続的に勝ち続ける企業は、継続して変化対応や自己改革し、それを促す上で意思決定 やその実行に必要な情報と解決策を発信していかなければなりません。例えば債権債務を管理するだけにとどまらず、キャッシュコンバー ジョンサイクル(代金がキャッシュになるまでの日数)をどれだけ短縮できるかということも管理部門の役割と考えています。また今回、人事情報の一元化を実現できたことで、今後の環境変化に対応する組織設計や人材配置を柔軟かつスピーディーに実行していきたいです」と語る。
    また、「マイナンバーやストレスチェックが本格化するこれから、当社ではOBCの業務サービスも活用します。OBCはシステムを軸に様々な サービスを展開しているので、奉行製品をそろえれば間違いなくデータの連携もできます。これは効率化・省力化・標準化の実現につながり、大きなメリットがあります」と評価する。
    同社は奉行i8 for クラウドをベースに管理部門の強化を図り、長期的な経営計画を実現す る土台を固めている。

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    本例での導入製品はこちら

    • 人事奉行i8 for クラウド
    • 給与奉行i8 for クラウド
    • 勘定奉行i8 for クラウド
    • 支払管理 for勘定奉行i8シリーズクラウド
    • 入金管理 for勘定奉行i8シリーズクラウド

    会社概要

    会社名
    株式会社カジタク
    売上高
    55億8,000万円(2015年2月期)
    従業員数
    127名(2015年2月末時点)

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