勘定奉行をはじめとする、基幹業務システムを開発する株式会社オービックビジネスコンサルタント（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：和田 成史、東証1部 登録銘柄コード：4733、以下：OBC）は、企業が行う初めてのストレスチェック制度の準備に安心して対応できる【OMSS＋ ストレスチェックサービス】を、2015年9月24日から、OBCの販売パートナーを通じて発売いたします。
背景
厚生労働省より、改正労働安全衛生法に基づく「ストレスチェック制度」が公表され、今年の12月1日より施行されます。同制度は、従業員数が50名を超える事業場を持つ事業者に対して、従業員のストレスチェックを年1回の検査と、その結果が高いストレスと面接指導が必要と判定された場合に、事業者は従業員に対して医師などによる面接指導を受けさせることが義務化しています。
しかし、施行が刻々と迫る中、創設されたばかり制度であるため、ほとんどの企業が本制度に対応できる企業の体制を持っていません。そのため、「どこから手をつければよいかわからない」「標準的な対応はどうすればいいか？」などの不安を抱えているのが実態です。特に、従業員へのストレスチェック受検の仕組みはもとより、ストレス判定をする実施者（医師・専門医）の確保、企業内の規定の準備など、スムーズかつ効率的な運用ができる企業の仕組みが求められております。
OBCでは、本制度に対応する多くの企業の制度対応へのスタートアップを支援していきたいと考え、企業にとって必要なものをすべて揃えた、ストレスチェックの“オールインワンサービス”を提供いたします。
3つの特長
本サービスは、企業がストレスチェック制度に対応するために必要なものがすべてオールインワンでご提供致します。実施体制の構築や規定の準備には、専用の導入運用ガイド・書面テンプレートを使って準備いただくことで、初めての企業でも体制を構築できます。また受検は、Webを使ったIT受検・分析サービスをご提供し、従業員・企業側の双方のコストを削減します。これらの環境構築は、ハードウェア等の必要は無く、コストを抑えての運用が可能です。さらに、本制度の重要な実施者となる医師を、ストレスに対応できる専門医（心療内科・精神科医等）を標準で提供し、ストレス判定・面接勧奨までトータルで継続的な運用ができる特長を持っています。
本サービスは奉行シリーズのご利用に関わらず、ご利用いただけるサービスとなっております。
1. 法令完全準拠
厚生労働省のガイドラインに則ったサービス設計をしております。専用導入運用ガイドでは、企業に必要な体制構築の手順や準備書式を提供しています。また、IT受検サービスでは「職業性ストレス診断簡易票」をベースに、57問・23問・80問の設定が可能です。努力義務となっているストレス状況の組織分析は厚生労働省が提唱する「仕事のストレス判定図」に沿って、企業全体、組織のストレス状態を把握でき、努力義務となっている職場環境改善の指標としてご利用いただけます。
2. 実施者の提供
メンタルヘルスに精通した専門医を実施者として提供いたします。実施者はITによって収集された診断結果を総合的に判断し、高ストレス対象者と面接勧奨などを適切に判定いたします。
実施結果に対して、実施者は企業の状況を適切に分析し、改善ポイントやアドバイスをレポートにいたします。
3. 相談センター
本サービスをご利用企業の総合的なサポートしていくのが相談センターです。対応するスタッフは、産業保健に精通した事務スタッフ・産業カウンセラー・社会保険労務士などのプロ集団が総合的に対応いたします。ご相談は体制構築・書面作成・ストレス実施・分析など多岐に渡る内容に対応し、初めての制度対応・ストレスという未経験な内容に対して、何でも相談することが可能です。企業の実施事務従事者をサポートいたします。
また、従業員からのストレス診断結果に関する直接のお問い合わせにも対応いたします。
サービス全体像
ストレスチェック制度対応に必要なサービスプログラムを専用ガイドのステップに応じて準備・利用することで、企業のストレスチェックの体制構築が可能となります。
上記サービスプログラムだけでなく、基幹業務システム（奉行シリーズも含む）の従業員マスタ情報の取り込みも可能です。
価格（税抜）
【OMSS＋ ストレスチェックサービス】は、OBCの業務サービスとして、年間利用型で提供いたします。
●初年度 社員数100名まで 人事奉行所有のOMSS加入ユーザーの場合
Professionalタイプ（実施者・相談センター・IT受検/分析） 95,000円～
■【OMSS＋ ストレスチェックサービス】の詳細は、下記特設サイトを参照ください。