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OBCが、勤務間インターバル制度対応の「勤怠管理サービス」を発表

「奉行シリーズ」を展開している株式会社オービックビジネスコンサルタント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:和田 成史、以下「OBC」)は、勤務間インターバル制度にOBCの業務クラウドサービス「OMSS+ 勤怠管理サービス(以下「勤怠管理サービス)」で対応することを発表いたします。

背景

政府主導の働き方改革において長時間労働の是正が主要課題のひとつとなっており、注目を集めているのが「勤務間インターバル制度」です。労働の終了から次の開始までの間に一定のインターバル(休息)時間を確保する制度であり、働く方の心身の健康確保の観点からその必要性が認識されています。

しかしながら、勤務間インターバル制度を管理するのは容易ではなく、手作業での管理は現実的ではありません。そこで厚生労働省は「職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」を新設し、勤務間インターバルを新たに導入する中小企業に向けて、導入費用の一部を助成しています。この助成金の活用で勤務間インターバル制度に必要な環境を整えやすくなり、勤怠管理を見直すニーズが高まっております。

OBCの業務クラウド「勤怠管理サービス」は、勤務間インターバル制度に沿った時間管理の仕組みや、インターバル制度を形骸化させないための運用が行えるようにマネジメント機能を強化します。さらに、労働状況の⾃動通知や従業員の働きすぎの⾃動検知・アラートにより、リスクマネジメントに必要なチェックとアクションを簡単に実施できます。職場や従業員の兆候や変化をいち早く検知することで、活性化される職場環境へ改善され、労務リスクを最⼩化することができます。これらの機能を2017年9月に向けて順次提供していく予定となっています。
これにより、従来からクラウドで提供している様々な労働時間制度に対応した自動計算機能をベースに、マルチデバイス対応の申請・承認のワークフローアプローチと合わせて、中堅・中小企業における勤怠管理の効率性と生産性を高めることが可能です。

勤務間インターバル管理機能

勤務間インターバル制度で求められる企業内の「導入面」と「運用面」を網羅し、手間なく仕組みを素早く構築することができます。『インターバル制度に沿った時間管理の仕組み』と『インターバル制度を形骸化させないための仕組み』で、終業から次の始業までの間に一定時間以上の休息時間を確保します。

1.インターバル制度に沿った時間管理の仕組み ※2017年9月実装予定

インターバル基準となる時間数や回数など企業の基準に沿った管理で、超過者のピックアップなどインターバルを確保できなかった勤務間の詳細が把握できます。休息違反面談対象者リストなどの帳票出力とお知らせ配信を自動化でき、漏れなく手間なく気づく仕組みを構築します。

<勤務間インターバル制度を実現できる設定例>

  • ・ インターバル時間の設定(インターバル時間の設定例)
    最低限の義務として8時間 健康管理指標として11時間 など
  • ・ アラート対象設定
    11時間のインターバルを月6日以上取れない者 など

【運用イメージ】

2.インターバル制度を形骸化させない仕組み

勤怠管理サービスはクラウドベースですので、パソコンやスマホを使用していつでもどこでも勤怠管理が可能です。また、残業超過を自動的にチェックし、規定時間を超過する前に本人や上司に対して警告メールを配信し、残業を抑止します。残業の事前申請・承認で未然予防ができるため、注意すべき従業員をいち早く検知することができます。

<主な実現機能>

  • ・ 残業事前申請・承認機能
  • ・ 時間外労働警告通知設定
  • ・ 6協定警告者照会機能
  • ・ 自動アラート機能
  • ・ 自動定期レポート(業務スケジュール機能)

▼「OMSS+ 勤怠管理サービス」勤務間インターバル制度対応についてはこちら

http://www.obc.co.jp/click/bugyo-i/kintai/interval/