お知らせ・ニュースリリース

海外・国内両取引の債権債務管理に対応
勘定奉行 債権債務管理[多通貨対応版]を新発売

「奉行シリーズ」を展開している株式会社オービックビジネスコンサルタント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:和田成史、以下「OBC」)は、グローバルな取引を行う企業に必要な多通貨管理に対応した勘定奉行の上位版「勘定奉行V ERP」オプションとして「債権管理[多通貨対応版]オプション」「債務管理[多通貨対応版]オプション」を 全国のOBC販売パートナーを通じて、5月から発売を開始します。

背景

昨今、中堅・中小企業においても海外取引や海外進出は増加傾向にあり、その取引は経営における大きなインパクトを与える規模に成長している企業も少なくありません。その上で、国内取引と同様に外貨建て取引対応が求められる企業にとっては、取引管理の効率化や業務の標準化に頭を悩ませている現状があると言えます。

OBCでは、こういった企業のニーズに対して、外貨建て取引と国内取引を両立できるだけでなく、日本企業の業務プロセスに合わせた使いやすさや柔軟性を考慮した多通貨管理に対応した債権管理・債務管理を勘定奉行の上位版である「勘定奉行VERP」のオプションとしてリリース致します。

勘定奉行でこのオプションをご利用いただくと、海外・国内取引の債権債務情報を一元化管理し、外貨の入金、支払管理や円換算の対応を実現します。また、業務生産性の極めて重要要素となる為替差損益や債権/入金・債務/支払仕訳の自動作成を実現します。勘定奉行と合わせて、外貨に関わる債権債務や会計業務全般のプロセスを効率化できるため、多通貨管理を効率化したい企業に最適なソリューションとなっています。

奉行VERPは奉行シリーズの上位版として、多くの企業にご利用いただいている統合基幹業務ERPシステムです。日経顧客満足度3年連続でNo.1※を受賞しており、上位版に求められる、大量データ処理性能や会計監査や内部統制に対応し、企業に求められる高い管理性能とコストパフォーマンスを両立しています。また、クラウドに対応しIaaS、PaaSなど運用形態に応じた、最適な利用環境を実現します。この度の多通貨管理の強化によって、より多くの企業の業務課題の解決と企業経営のサポートを実現していきます。

※日経コンピュータが実施する「顧客満足度調査」より

多通貨管理対応 債権管理・債務管理の5つの特長

海外取引と国内取引を煩雑な業務の正確性と生産性を両立させる。
1. 貿易や販売管理システムからの外貨債権債務のデータ連携に対応します。
2. 指定レートで外貨の円換算を自動換算します。
3. 決算(月次等)時の為替換算で作成された仕訳を債権債務に取込み、消込・残高管理に対応します。
4. 外貨の債権・債務と入金・支払を紐づけた消込に対応します。(決済処理)
5. 消込後に入金・支払消込と為替差損益の仕訳を自動作成します。

勘定奉行と多通貨対応債権債務管理の全体像

ご利用環境

本債権管理・債務管理は勘定奉行のオプション製品となります。そのため、別途、会計システムとして「勘定奉行V ERP10」が必要となります。 また、クラウド環境でのご利用が可能です。IaaS・PaaSなどお客様のご希望の環境にて構成することが可能です。

価格

オープン価格(税抜)

詳しくは最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。