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事例インタビュー

関西大学 会計専門職大学院

会計の専門家育成の最前線となる会計専門職大学院で「奉行シリーズを採用」!
「関西大学 会計専門職大学院」インタビュー

世界に通用する会計専門職業人の養成を目的に2006年4月に開設された「関西大学 会計専門職大学院」。
世界標準での会計制度や監査制度へ向けて日本の制度の見直しが進む中、関西大学大学院会計研究科(会計専門職大学院)は、「世界水準で通用する、理論と実務に習熟した会計人」の養成を第一の目的としつつ、修了後の将来設計に向けて、国際化およびIT分野にも精通し、かつ、「財務に強い会計専門職業人」、「法律・税務に強い会計専門職業人」、「経営に強い会計専門職業人」といった、戦略的に競争優位な条件を作り出せるような「超会計人(Borderless Accountant)」を養成するカリキュラムを提供しています。

奉行シリーズの採用を決めた関西大学 会計専門職大学院 研究科長の富田知嗣教授にお話をお伺いしました。

関西大学 会計専門職大学院
富田 知嗣 研究科長
「関西大学 会計専門職大学院」インタビュー

世界水準で通用する会計と、そこから一歩踏み出せる「超会計人」を育成していくためには
ITの構造を理解させていくことが重要

関西大学大学院 会計研究科(会計専門職大学院)はどんな大学院ですか?
まず、本校の概要をお話しますと、公認会計士の養成を機軸に、会計専門職として監査法人や企業の経理や税理士事務所などの就職を想定した会計大学院です。
全体的なカリキュラムの体系は公認会計士の資格取得を前提としていますが、特徴は、それ以外の得意分野も持たせるため、行政、IT、経済・経理系にも力を入れています。
「超会計人(Borderless Accountant)」とは?
よくドラゴンボールの『スーパーサイヤ人』と勘違いされますが(笑)・・・
ボーダーレス・アカウンタントとの意味で我々は『超会計人(ちょうかいけいじん)』と呼んでいます。会計だけプロフェッショナルになるのではなく、会計領域を超えて、会計にプラスしてそれぞれ専門分野にも精通した人材育成をおこなっていることが特長です。
関西大学 会計専門職大学院 富田 知嗣 研究科長
関西大学 会計専門職大学院 富田 知嗣 研究科長
その上でITに力をいれているのですね?
本校では、会計領域を一歩踏み出し、経済・経営や法律等の別の領域を加え会計領域のカリキュラムの中に4つのIT関連科目をおいています。
基本監査プログラム演習と基本会計プログラム演習は同一の本校専用ソフトウエアで講義を実施し、それぞれバージョンを分けています。基本会計プログラム演習は私が担当していますが、まずはMicrosoft Access、次にVisual Basic、その延長でSQLへと進めています。学生が混乱するのでそこまで深くは教えませんが、SQLまで理解すれば、システムの仕組みがイメージできるので、その後、本校専用会計ソフトウエアで実践する流れにしています。手書きの簿記とは全く違うので、データやファイルの持ち方、構造の変化を理解してもらうためでもあります。転記するだけの簿記では、会計大学院のレベルでは役に立たないので、考え方を変えてもらう科目です。
関西大学 会計専門職大学院
関西大学 会計専門職大学院
なぜ、多数の会計システムの中で「勘定奉行」を選ばれたのでしょうか?
当時、勘定奉行を含め6社ほど候補がありましたが、検討の過程で、税理士事務所のイメージのものや財務会計ベースのものは除外しました。最終、勘定奉行に決めたのは拡張性が高いことでした。会計システムは、元の仕訳等にさまざまなものを付加する仕組みで、まさに奉行シリーズは多数の業務をカバーして連携できること、他のソフトはその付加の部分が少なかったと思います。

簿記をコンピューターで処理するだけならどれでもよいのですが、公認会計士や税理士等の仕事に就くことを考えると、コアな会計システムと現業のシステムがつながる流れを説明できないわけです。そのような面を評価すると勘定奉行に落ち着きました。
「どこで知りましたか?」といえば、日曜日の朝に放送している報道番組のCMだったと思います(笑)
奉行シリーズのCMは、時代に合わせてERPという言葉を使う等、CMの流れから、企業や企業の実際の業務と向き合っていることを感じました。それぞれ会社の規模が違うので比較するのは大変失礼ですが、それが勘定奉行の導入を決定した経緯です。他にも会計ソフトウエアはいろいろとありますが、学生が使うので、ある程度の実績や知名度も必要としていました。フリーソフトウエアも選択肢としてあり得なくはないですが、現業とつなげることを想定していないことと、いつまでメンテナンスが続くかとの心配が常に存在しますしね。
どのように「勘定奉行」を講義で使われているのですか?
企業の経理は単独で処理するのではなく、必要な情報を部署からつなげてもらうことが一般的です。古くからある東証1部上場企業のように自社でプログラミングができればよいですが、そうでなければ既存システムに接続するので、拡張性が高くなければ困るわけです。システムの全体像を理解させる授業において、勘定奉行は他と比べて非常に連携や拡張の優位性が高いです。
実践会計プログラム演習は、現場で使うことを前提にしています。基本会計プログラム演習でシステムの接続を理解した上で、実際に勘定奉行を使うことで学習効果は上がります。本校専用ソフトウエア部分はあえて不便なままにしており、勘定奉行のようにスラッシュを押すと千が入る(0が3つ)、差額が自動で出る等の機能はなく、貸借が合わない警告のみにとどめています。コード番号での入力や、『売り』と入力すると『売り掛け』等の候補が出る機能もなく、基本システムだけの説明なので、授業を受けた学生が実践すると非常に驚きます。
あえてギャップを設けているのですね。
基本システムで、ミスがない、スピードが上がる、会社にとってカスタマイズ性が高い等の初期設定とともに、業務効率化に適さないことを理解させ、実践システムでの変化に気付かせます。両方のプログラムを受けている学生は、実際のシステムにおける工夫や、データ出力等、他への発展性をよく理解できるようです。
以前は私も講義を担当しており、OBCで開催された勘定奉行のインストラクター講座を受けました。とてもよくできた講座になっていて、当たり前かもしれませんが、細かくケアをしていることに感心しました。この講座を参考にさせていただき、実際の講義でも前の科目との整合性を図りながら授業をしていました。
勘定奉行を使った演習はどのぐらいやるのですか?
週に1回、90分を15回実施します。基本的な運用だけでなく、データを出力し、キャッシュ・フロー計算書の作成やデータを使って事業計画を立てる等、より実践的なデータ活用の講義を行っています。講師は実務家ですので、消費税設定や監査手続に関連する仕訳テストのための仕訳データの出力、出力データの加工と受入、あるいは内部統制に係るソフト上の承認手続など、経理実務、監査手続の導入となる部分は可能な範囲で触れるように留意しています。
また、これだけでなく、学生の就職を考えてその他の講義と連携もさせています。当然、監査法人に就職する学生のために別途、実践監査プログラム演習で厚みを持たせています。経理への就職、システム監査人のように、通常と異なるアプローチをする会計士、独立する場合、会社の顧問などを想定すると、何かと特長が必要となり、法律やITにも詳しい必要があるので、将来を見据えて講義を用意しています。
関西大学 会計専門職大学院 パソコン室
関西大学 会計専門職大学院 パソコン室
勘定奉行を使った学生の反応はいかがですか?
大多数の学生は会計ソフトやパソコン操作の機会もないため、企業あるいは会計事務所等での実務経験を有する一部の学生以外は、会計ソフトに触れるのはこの講義が初めてとなります。
講義では、基本的に講義時間中に内容がまとめられる程度の手製レジメによって、初期設定、ごく基本的な取引仕訳や決算仕訳入力、そして仕訳データの出力やデータの受入などを行っていますが、概ねレジメに添って進めていくことができており、会計ソフトに予備知識のない学生でも直観的な操作やGUIなどにより、一定の操作を進めていくことにストレスなく、操作が分かりにくいという学生は見受けられないですね。
実践的な学びの追求として「学の実化」が重要
一般的に商業高校や専門学校では、会計ソフト等を利用した授業もあると考えていますが、会計専門職大学院で会計ソフトを講義で活用するのは、そのこと自体が特長であると考えています。
講義中に入力する会計仕訳の数や内容は限定的とならざるを得ませんが、定型処理の効率化や内部統制に係るソフト上の承認手続などのIT統制、ビッグデータの活用やAIの活用といった論点を一部でも体感できるのは、「学の実化」を理念の一つとして、理論と実務に習熟した会計人の養成を目的とする本学の強みだと思います。
関西大学 会計専門職大学院 は「超会計人」を養成する
関西大学 会計専門職大学院 は「超会計人」を養成する


お忙しい中、富田研究科長にお話をお聞きし、専門課程の強みと社会での活躍を見え据えた強い思いとそれに取り組まれる学びの体制については非常に驚かされました。会計大学院は資格取得のためと思われがちですが、現在の社会環境では、資格所得だけでは活躍することは難しい時代です。
「関西大学 会計専門職大学院」は、公認認会計士の養成を機軸とした充実したカリキュラムの体系を持ちつつも、資格取得だけでとどまらずボーダーレス・アカウンタント『超会計人』というテーマを掲げ、会計プロフェッショナルにプラスして、それぞれ専門分野の人材育成の両輪を学びとして提供しています。この取組は、全国でも稀であり「世界水準で通用する、理論と実務に習熟した会計人」の養成を掲げる同校の強みといえるでしょう。
勘定奉行が同校の学びに選ばれた理由は、日本の多くの企業に導入されている実績と会計やシステムの特性を踏まえた柔軟な業務の連携性能であり、現在の社会環境で必要とされる実践における環境に適合しているからと言えそうです。今後、同校を巣立つ多くの未来ある公認会計士や会計のプロフェッショナルの活躍を期待するとともに、OBCではこの取組を今後も支援していきます。

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