お知らせ・ニュースリリース

APIで業務の生産性を向上させる『奉行クラウド API version』発売
第一弾は「勘定奉行クラウド&スマレジ連携」

●『奉行クラウド API version』は、さまざまなシステムとAPIでつながり業務を自動化、
 中堅・中小企業の働き方改革を促進できるサービスです!

『奉行シリーズ・奉行クラウド』を展開している株式会社オービックビジネスコンサルタント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:和田 成史、以下「OBC」)は、『奉行クラウド API version』を2018年7月27日(金)より発売します。

『奉行クラウド API version』は、奉行クラウドのコンセプトである “つながる ひろがる”を具体的に実現するためAPI(Application Programming Interface)を利用し、さまざまなシステムとつながります。中堅・中小企業が”かんたん”かつ効果的に業務の自動化を実現し、従来の基幹業務システムでは満たしきれなかった、周辺業務システムの自動連携ニーズを満たすことができます。『奉行クラウド API version』が提供するAPI連携では、クラウドサービスはもちろん、オンプレミスのシステムやIotデバイスなどとも双方向のデータ連携を実現します。多くの企業が抱える働き方改革の推進や人手不足の対策などに効果を発揮します。

勘定奉行クラウド(会計)を皮切りに、給与・人事・販売・在庫・債権債務・申告など、業務別に『奉行クラウド API version』の提供を予定しており、コストパフォーマンスの高いAPIエコノミーを構築できます。数十万社を超えるユーザー企業が、必要な範囲で業務データを“かんたん”に連携できる効率的な「API連携」により、業務生産性を飛躍的に向上させることが可能です。また、AI(Artificial Intelligence)やRPA(Robotic Process Automation)といった新しいクラウドサービスとの連携も進めております。『奉行クラウドAPI version』では、先進的なテクノロジーを比較的容易に多くの中堅・中小企業が活用することができる、そういった将来の業務を変えていくサービスを目指しています。

『奉行クラウドAPI version』では、24時間365日、APIをご利用できる環境を提供するとともに、奉行シリーズと連携している「200種類以上の業種・業務ソリューション」について2019年の夏頃を目途に、順次API対応をしていく予定です。また、本年10月より、全国の関係パートナーに対してAPI連携を開発いただくための開発支援として新しいパートナーシップを開始します。「API開発環境となる奉行クラウドのテスト環境」と「APIの開発を支援する開発者ポータル」を通じて、メンテナンス情報やリファレンス(仕様書)、ドキュメント(説明書)を用意し、地域レベルのIT連携を積極的に支援していきます。

連携ケース クラウドPOSレジ【アパレル・小売業】

●スマレジ連携

『奉行クラウドAPI version』の第一弾は、小規模商店から多店舗展開まで対応した充実の管理機能を提供するクラウドPOSレジ「スマレジ※」(株式会社スマレジ本社:大阪府大阪市、代表取締役:山本 博士)です。
スマレジ連携では、アパレル・小売業のクラウドPOSレジに集まる日々の各店舗の売上・入金データを勘定奉行クラウドに自動連携し、各店舗損益、経営状況に迅速に反映させることが可能です。また、従来のAPI連携とは違い、店舗での売上・入金のミスなどの修正データも経理上の赤黒処理として連動できるため、正確な運用を実現することが可能です。これにより、従来必要だった売上・入金データの送信業務そのものがなくなり、各店舗の状況から最新の経営環境をまでを容易に把握することが可能
です。
(※)「スマレジ」について
スマレジはiPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジです。データをクラウド上で一元管理し、時間と場所を選ばないリアルタイムな売上分析を実現しました。小売やアパレル、飲食店など多くの業態に応える機能を有し、小規模店舗から大規模チェーン店舗までご利用いただけます。2018年3月現在、スマレジは登録店舗数50,000店舗を超えました。
https://smaregi.jp/

今後の展望

政府が2021年度を目標に、企業による税・社会保険料関連書類の作成や提出を不要にする検討に入りました。実現すると企業が給与情報等をクラウドにあげ、行政がそのデータにアクセスし手続きをする形に変わります。クラウド化推進は、官民双方の事務負担を減らし、企業側・行政側ともにコストが大幅削減され、生産性向上への期待が高まります。この実現にはAPI連携が必要不可欠であり、OBCでは『奉行クラウドAPI version』で積極的な活動を支援してまいります。

価格例(税抜)

・勘定奉行クラウドi API version Aシステム 1ライセンスの場合 165,000円/年~
※初期費用として別途50,000円が必要です。
 ただし、勘定奉行10をご利用のお客様でOMSS LLS(Long Lifecycle Support)に
 ご加入頂いている場合は、初期費用はかかりません。

▼『奉行クラウド API version』の詳細はこちら
https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/api

<エンドースメント>

この度の発表にあたり、株式会社スマレジ様から、エンドースメントをいただいております。

「奉行クラウドAPI version」の発売を心より歓迎いたします!
弊社が提供するスマレジは、iPadなどを用いた低価格かつ高機能なPOSレジです。
スマレジもまた、APIを通じて様々なソフトウェアやソリューションと連携することを強く望んでおります。本連携によって、多くの中小企業や個人事業主の皆様に、業務効率化を実現できる環境を提供いたします。これからも「いい未来をつくる」をテーマに、お客様のビジネス発展を支援して参ります。

株式会社スマレジ 代表取締役 山本 博士