奉行11シリーズをご利用のお客様へ
奉行11シリーズサポート終了のお知らせ
平素は、奉行シリーズをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、奉行11シリーズは、サポートを終了させていただくことになりました。
インストール型のソフトウェアとして、長年にわたり時代に適した機能の拡充やバージョンアップを継続してまいりましたが
開発環境の老朽化、エンジニア不足など、最新環境への対応が厳しい状況となり、
プログラム開発およびサポートを終了する運びとなりました。
ご利用のお客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただき、
最新の奉行クラウドへの移行をご検討くださいますようお願い申し上げます。
サポート終了について
サポート終了とは、「プログラムメンテナンス終了」とすべてのサービスを終了する「サポート終了」を意味し、
下記の通り段階的に行わせていただきます。
-
プログラムメンテナンス終了
制度改正をはじめとした、
2026年 12月末
更新プログラムの開発と提供が終了 -
サポート終了
サポートセンターの問い合わせを含む
2027年 4月末
すべてのサポートが終了
サポート終了対象製品
奉行11シリーズのすべての製品がサポート終了対象製品となります
全製品(オプション製品を含む)
※奉行11に対応した「奉行クラウドEdge」をご利用いただいている場合は、奉行クラウドに対応した最新版への切り替えが必要になります。
サポートが終了すると
業務が停止してしまうリスクがあります
サポート終了後は、下記のサービスをご提供できなくなるため、業務が停止してしまうリスクがあります。
プログラム更新
制度改正があった場合に、
プログラム対応ができません。OS対応
OSの更新に対応できず、
セキュリティ等に問題が発生します。サポートサービス
サポートセンターが利用できないため、決算や年末調整時などに問い合わせできません。
また、保守契約(OMSS)のサービスとしてご提供している
下記のOffice連携機能が使用できなくなります。
- 使用できなくなるOffice連帯機能
- 試算表などの各帳票のExcelへの罫線付き
- SharePointへのアップロード
- 色付き出力
- Outlookへの添付
- PDF出力
- 送り状データ連携(対象製品:商奉行11・商蔵奉行11)
- クイック機能
ご注意事項
奉行11・奉行V ERP11をご利用のお客様においては、
サポート終了期限が過ぎても製品が起動できなくなることはございません。
奉行J11は利用料モデルのため、サポート終了期限が過ぎるとご利用いただけませんのでご注意ください。

プログラムメンテナンス終了までに奉行クラウド
に移行くださいますようお願いいたします。
移行スケジュール
奉行クラウドに移行いただくには、情報収集から社内申請、データ移行など必要なステップがあり、
ご検討から移行完了まで3~4か月程度かかります。
早めに移行時期を決め、移行スケジュールを立てることをお勧めします

最適な移行スケジュールの決め方
移行時期は、保守契約の満了時期や自社の業務スケジュールを考慮し、
貴社にとって最適な時期をご検討ください。
保守契約満了に合わせて移行するオススメ!
奉行11の保守契約は1年単位となっており、途中でご解約になっても返金することができません。
サポート終了に伴い、奉行クラウドに切替えいただくタイミングとして、現在ご加入の保守契約満了時をおすすめしております。

新しい年度の開始に合わせて移行する
決算や年末調整などを奉行11と並行で実施して確認し、新しい年度から奉行クラウドを稼働するお客様も多くいらっしゃいます。
業務の繁忙期でもあるため、事前準備を早めにしておくことが大切です。

その他、IT導入補助金の活用時期や、
業務の閑散期に合わせて移行するなど、
最適な移行スケジュールを
ご検討ください。
プログラムメンテナンス終了直前は、移行のお申込みが集中することが予想されるため、
ご希望の時期に十分な移行サポートが難しくなる場合があります。
余裕を持ったスケジュールで、お早めにご検討くださいますようお願いいたします。
奉行クラウドについて
奉行11の移行先は、クラウドサービスである奉行クラウドとなります。
奉行11同様のインストール型の製品のご用意はございません。
奉行クラウドは、奉行11の操作性や機能性を引き継いでいるため、移行後もスムーズに運用いただけます。
さらに、最新テクノロジーを活用した機能強化により、日々の業務の生産性を大幅に向上できます。
奉行11の
操作性・機能性を引継ぎ奉行11の操作性・機能性を引き継いでいるため、移行後も今行っている業務を大きく変えることなく、スムーズに運用を始められます。
業務のデジタル化で
生産性向上!奉行11では当たり前の手入力・チェック業務が、奉行クラウドでは自動化でき、業務の生産性向上やペーパーレス化が実現します。
最短1日!
データ移行がかんたんかんたんな操作で、奉行11のデータを奉行クラウドに移行することができます。
サービスの詳細情報
ご検討に必要なサービスごとの詳細情報をご用意しています。
また、奉行クラウドの操作性・機能性をご確認いただけるデモのお申込みや、お見積も承っております。
サービス紹介資料
サービスごとの基本的な機能や料金体系、導入事例などをまとめています。
- サービス紹介でわかること
- サービスの特徴・機能詳細
- 料金体系
- 導入事例
- サポート体制 など
オンラインデモのお申込み
奉行クラウドの操作性や機能性を、デモでご確認いただけます。
見積・価格のご相談
お客様のご利用製品や運用のご要望に合わせてお見積をさせていただきます。
よくあるご質問
お客様からよくいただくご質問をまとめました。
いつまでに入れ替えをしなければいけませんか?
プログラムメンテナンス終了日までの切り替えを推奨しております。プログラム提供が終了すると、その後の法改正対応やWindowsUpdateの対応ができなくなります。また、保守契約期限での切り替えがおすすめです。更新済みの期間分の保守料のご返金ができません。
サポートが終了するとどうなりますか?
プログラム更新ができないため、法改正に対応できず、最新のWindowsUpdateにも対応できません。また、製品が動かないなどのトラブルがあったとしても、動作保証ができません。
なぜ、サポート終了するんですか?
開発環境の老朽化、エンジニア不足など、最新環境への対応が厳しい状況となっており、この度、プログラム開発およびサポートを終了する運びとなりました。
何卒ご理解いただき、最新の奉行クラウドへの移行をご検討くださいますようお願い申し上げます。
サポート終了をすると、現在加入の保守契約(OMSS)はどうなりますか?
サポート終了をすると、保守契約の更新ができなくなります。残期間が残っていたとしても、サポート終了後は、サービスをご提供することができません。保守料金は年額となっており、残期間分のご返金ができません。そのため、保守契約期限での切り替えがおすすめとなっております。ご契約中の保守期限をご確認ただき、保守期限に向けたご検討をお願いいたします。詳細な切り替え時期の提案については、OBCコンタクトセンターまでお問合せください。
クラウドのメリットはなんですか?
メリットはたくさんあります。クラウドのメリットについてこちらの奉行11シリーズのお客様専用サイトで詳しく紹介しております。ぜひご確認下さい、
クラウドについての基礎から、わかりやすく知りたいです。
「クラウドとは」や「オンプレミスとクラウドの違い」など、クラウドの基礎知識について、の奉行11シリーズのお客様専用サイトで詳しく紹介しております。こちらをご覧ください。
クラウドになるとコストが上がるイメージがありますがどうですか?
「奉行クラウド」の場合、年間利用料に「ソフトウェアの保守契約」、「バージョンアップ料金」、「セキュリティ対策」、「データセンター運用費」が含まれるため、従来のサーバー購入費用やメンテナンス費用なども含めると、コストを削減できます。
また、お客様の業務時間を削減し、生産性向上を支援します。例えば、「業務の自動化」による業務/残業時間の削減や、「プログラム自動更新、バックアップ自動取得」などによるシステム運用負担の削減により、優れたコストパフォーマンスを実現します。
料金シミュレーションサイトをご用意しております。ご確認ください。
クラウドに移行しても、今行っている業務はそのままできますか?
今の業務はクラウドでもできます。
奉行11シリーズのお客様専用サイトで詳しく紹介していまので、ぜひご覧ください。
他システム連携など、一部できないこと(変更点)もありますので、詳細はお問い合わせ下さい。
クラウドのセキュリティが心配です。
奉行クラウドはMicrosoftAzureを採用しています。世界トップレベルのセキュリテイで奉行クラウドを安心してご利用いただけます。
また、SOC(『SOC1® Type2』『SOC2® Type2』)を取得しております。SOCの記事をご確認ください。
移行先は奉行クラウドだけですか?オンプレミスの後継製品はありませんか?
移行先は奉行クラウドのみです。オンプレミスの後継製品はございません。
奉行11と奉行クラウドの違いはなんですか?
利用する環境が違います。
【奉行11】 オンプレミスでPCにインストールして利用
【奉行クラウド】 クラウド上にデータを保存して利用
奉行11シリーズのお客様専用サイトでもわかりやすく紹介しています。
奉行クラウドは今の奉行11と操作性は変わりますか?
操作性などは大きく変わりません。画面回りも同様にしており、直感的に操作が可能です。
詳細は こちらのサイトをご確認ください。
奉行クラウドの各サービスの詳細を知りたいのですが、どこを見れば良いですか?
奉行クラウドの各サービスの情報をまとめたご紹介資料や動画などを、こちらのサイトにてご提供しております。
インターネットに接続していませんが、奉行クラウドは使えますか?
インターネット環境が必須です。
奉行クラウドに入れ替えるための契約や申込みはどうすればいいですか?
お取引のある奉行販売パートナーにご発注いただくことで、契約いただけます。奉行販売パートナーのご紹介が必要な場合は、OBCコンタクトセンターまでお問い合わせください。
奉行クラウドへの切り替えの申込みから利用開始までの流れは?
1. 切り替え準備・確認
- 移行作業を委託される場合、移行作業の発注・依頼を手配してください。
- 同時に新しいパソコン・サーバーへ入れ替える場合、パソコン・サーバーの納期を確認してください。
- 奉行クラウドと連携しているソリューション製品やカスタマイズを行ってご利用頂いている場合は、奉行クラウドへの切り替えに影響がないか、販売代理店へご相談ください。
2. 作業日の決定
移行作業を委託される場合、作業される方の日程を確保してください。
3. 奉行クラウドのお申込み
お取引のある奉行販売パートナーにご発注いただくことで、契約いただけます。奉行販売パートナーのご紹介が必要な場合は、OBCコンタクトセンターまでお問い合わせください。
4.奉行クラウドのセットアップ・データ移行
奉行11のPCでコンバートチェックツールを実行してください。その後に、奉行クラウドをセットアップ・コンバートします。セットアップ時に必要となるセットアップキーを発行してからセットアップを開始してください。
奉行クラウドデータコンバートメニューでデータ移行を行います。移行できないデータを確認し、必要に応じて再設定してください。
奉行クラウドに移行すると、今受けているサポートの内容が変わってしまいますか?
クラウドの年額利用料に保守サービスも含まれております。
- 電話やWebでのお問合せ、リモートサポートなど、サポートセンターは今まで通りご利用いただけます。
- 法改正時にプログラムは自動で更新されます。
※給与奉行ご利用のお客様:源泉徴収票の無償提供サービスはなくなりました(別途有償)。奉行Edge 給与明細電子化クラウド をご契約いただくことで、電子化することが可能です。
他社のクラウドサービスとデータ連携できますか?
他社のクラウドサービスとの連携を強化しております。対象サービスはこちらを確認下さい。
奉行11で使っていた奉行サプライ用紙は、奉行クラウドでも使えますか?
利用可能です。
奉行クラウドへの切り替えを機に、ペーパーレス化をご希望の場合は、電子化ツールを新たにご提案させていただきます。
OBCコンタクトセンターまでお問い合わせください。
奉行11のデータは、奉行クラウドに移行できますか?
移行できます。(ただし、移行先サービスによって移行できるデータに制限がございます)
データ移行にかかる日数はどの程度でしょうか?
複数社管理していますが、奉行クラウドでも同様の運用はできますか?
規約上、法人単位でのご契約となります。移行できるデータ領域数も1契約につき1データ領域までです。
データ移行は自社対応ですか?サポートはありますか?
業務とサービスに精通した経験豊かな専任インストラクターが、短期間で、安定稼働へ導くオンラインサポートをご用意しています(有償)。動画コンテンツをご用意しておりますので、ご自身で実施することも可能です。
奉行クラウドへの移行にIT導入補助金を使えますか?
奉行クラウドはITツールに登録されており、補助金適用が可能です。詳細は、IT導入補助金サイトをご覧ください。
IT導入補助金の申請はどうやって行うの?
IT導入補助金の支援事業者として登録がある販売代理店経由で行います。
早めの準備が必要となりますので、申請をご検討のお客様は、まずはOBCへお問い合わせ下さい。
IT導入補助金はすべての企業が対象になりますか?
すべての企業ではありません。 中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。
詳細はこちらをご確認ください
※申請の対象および申請要件については、必ず交付規程・公募要領をご確認ください。
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