IFRSを「徹底的」に。
豊富な導入実績から裏付けられた、安心と実績のOBCが、
お客様のIFRS対応を徹底サポートいたします。
IFRS対応方針
OBCでは、IFRS(国際財務報告基準)を単なる制度改正とはまったく異質のものであることを認識し、早期より、その時々の市場動向に合わせた最新情報を提供する「OBC IFRSセミナー」や、IFRS適用を目指す企業様との意見交換の場として「IFRS研究会」などを開催してまいりました。
これらの積極的な情報提供活動を通じ、大小さまざまな企業グループから、IFRS対応システムについてのご相談をいただき、おかげさまで、既に700社を超える多くの上場企業・上場関連企業へのIFRS対応に向けたシステム導入支援を行っております。
また、監査法人やコンサルティングファーム等との連携・意見交換を通じ、会計監査視点や内部統制監査視点などの監査視点を製品・サービスの機能に反映してまいりました。
OBCでは、IFRSへの様々な取り組みを積極的に行い、IFRSに関する市場動向をいち早く取り入れることで、プロダクト・サービスの安心かつスピードある対応と提供を行います。
今後も国際会計基準動向を見極めつつ、最新情報の提供と、IFRS対応に迫られる多くの企業にとって最適なプロダクト・サービスの提供を、「徹底的」に続けてまいります。
790社を超える上場企業・上場関連企業に選ばれた
OBCの強み

数多くの対応実績と将来性
現在までに、財務会計システム・固定資産管理システムを中心に、確実な対応を実施してきました。今後も、IFRSの動向を見極めながら、安心して使い続けていただけるプロダクトを目指し、着実にIFRS対応が可能なシステムへと進化させていきます。

コストパフォーマンスが高い
IFRS対応を検討する際の課題やシステムに求める機能ポイントは、グループ企業の親会社、子会社、単体上場企業など、立場によって異なります。また、企業規模も大企業から中堅・中小企業と幅広い企業が対象になります。
システムの導入コスト・運用コスト・継続的な法改正対応コストの3つの視点からコストに関する課題解決に向けたモデルをご用意し、最適なご提案をさせていただきます。

将来の制度改正に強い
制度改正に将来にわたって追加コストなく対応します。パッケージならではの対応スピードで確実に制度改正に対応できます。
IFRS対応機能一覧
IFRS(国際財務報告基準)での会計処理への対応はもちろん、グループ経営の効率化など、IFRSを背景とした顧客ニーズの変化への対応を「奉行V ERP」で実現しています。
IFRS対応要件 | 奉行V ERPでの対応 | 対応製品 |
---|---|---|
IFRS第16号リースへの対応 | リース資産管理上で、日本会計基準に加え、IFRS等の複数の基準別の会計処理に対応しました。 ・日本基準では貸借処理(オフバランス)、IFRSでは売買処理(オンバランス)と分けた処理が可能 ・IFRS第16号適用時の既存リース物件のリース資産・負債の遡及計算が可能 |
固定資産奉行V ERP |
マネジメントアプローチの採用 | 「マネジメント・アプローチ」によるセグメント開示支援機能を強化しました。 ・セグメント管理を実現 ・会計システムへの仕訳連携時にセグメント情報を付加した仕訳データ作成が可能 ・セグメント別での帳票集計を実現 |
固定資産奉行V ERP 勘定奉行V ERP |
資産除去債務への対応 | IFRSとのコンバージェンスの一環として制定された「資産除去債務に関する会計基準」に対応しました。 ・資産除去債務に対応する除去費用を、減価償却を通じて期間配分可能 ・時の経過による資産除去債務の調整を実現 ・初年度特有の特別損失の計上に対応 ・見積り変更への対応 |
固定資産奉行V ERP |
複数基準台帳管理 | 税務基準、日本会計基準に加え、IFRSやシミュレーション用等の複数基準による償却計算を実現しました。 ・最大7つの基準での償却方法・耐用年数の管理 ・固定資産台帳、償却予定一覧表の基準切替集計 ・基準ごとに取得原価を持つことが可能なため、日本基準・IFRSとで借入費用の会計処理を異にする場合にも対応が可能 ・償却方法等の一括変更が可能 |
固定資産奉行V ERP |
減損会計対応機能の強化 | 減損会計への対応機能を強化 ・減損を行うための資産のグルーピングが可能 ・減損グループ内の資産個々への減損損失額の配分が可能 |
固定資産奉行V ERP |
過年度遡及修正 | 財務諸表の過年度遡及処理への対応機能を搭載しました。 会計上の変更および誤謬の訂正を、過去の財務諸表の締め処理を解除することなく、反映させることが可能です。 |
勘定奉行V ERP |
グループ会計方針統一への対応 | グループ間の会計方針の統一を効率化できる機能を搭載した奉行V ERP Enterprise Group Management – Editionをご用意しています。 ・グループ企業間の科目体系を統一するため、マスター配信が可能 ・グループ企業のデータ領域の合算が可能 ・グループ企業間の財務データ分析が可能 |
勘定奉行V ERP |
コンポーネントアカウンティング | コンポーネントアカウンティングへの対応機能を強化しました。 ・資産の親コードを同一にし、枝番を使用することにより、資産の内訳管理が可能。 ・資産の親コードでの合算集計を実現。 |
固定資産奉行V ERP |
期首帳簿価額の遡及計算 | IFRS初度適用を想定し、取得当初から遡って期首帳簿価額を一括計算が可能です。 | 固定資産奉行V ERP |
減損戻入の対応 | IAS第36号「資産の減損」規定への対応機能を搭載しました。 ・減損損失戻入限度額を自動算定し、上限を超過することなく減損戻入が可能。 ・減損グループ内の資産個々への減損損失戻入額の配分が可能。 |
固定資産奉行V ERP |
IFRS対応の課題と対応製品
立場ごとに異なる課題に対し最適なご提案をご用意しております。
IFRS対応を検討する際の課題システムに求める機能ポイントは、グループ企業の親会社、子会社、単体上場企業など、立場によって異なります。OBCでは、立場ごとの課題を整理し、最適な解決ソリューションのご提案を行っております。
課題とシステムに求める機能性 | 対応奉行シリーズ・メリット | |
---|---|---|
上場グループ 企業親会社 |
・業務発生時点でのIFRS対応の実現 ・グループ全体での会計方針共通化 ・会計期間/マスター等の統一 ・連結決済業務の早期化への対応 ・固定資産管理の効率化と会計基準対応 ・法改正対応コストの見直し |
![]() ・低コスト短期間でのIFRS対応基盤構築の実現 ・グループ対応機能によるマスター共通化の実現 ・連結会計システムへの連携実現 ・法改正対応コストの将来試算が可能 ・グループシステム統一化の実現 ・固定資産管理の実現 ・対応が明確な範囲からの部分導入の実現 ・内部統制対応 |
上場関連 子会社 |
・親会社のIFRS対応方針への対応 ・固定資産管理の効率化と会計基準対応 ・法改正対応コストの見直し ・内部統制対応 |
|
単体企業 | 税務基準、日本会計基準に加え、IFRSやシミュレーション用等の複数基準による償却計算を実現しました。 ・最大7つの基準での償却方法 ・耐用年 数の管理 ・固定資産台帳、償却予定一覧表の基準 切替集計 ・基準ごとに取得原価を持つことが可能 なため、日本基準 ・IFRSとで借入費用 の会計処理を異にする場合にも対応が可能 ・償却方法等の一括変更が可能 |
・低コスト短期間での会計基盤構築の実現 ・将来的なIFRS導入にも対応 ・業務網羅性 ・段階導入の実現 ・固定資産管理の実現 ・内部統制対応 ・固定資産管理の実現 |
奉行V ERPの製品

奉行V ERP会計
会計業務の統合管理と効率化で、企業の経営力を強化する

奉行V ERP人事労務
人事労務業務を統合化し、組織のパフォーマンスを向上する

奉行V ERP販売管理
販売・ビジネスの変化や多様性に対応し、業務スピードを向上する

奉行V ERP企業業務
企業内の様々な業務プロセスを標準化し、企業全体の生産性を向上する

奉行V ERPミドルウェア
業務システム運用を包括的に管理し、運用管理コストを削減する

奉行Open-DBデータ活用DB
自由に使える開かれたデータベースで、多様なデータ活用を実現する
グループ経営合理化のためにうまれたグループ企業のためのモデル