株式会社オン・ザ・ライン|個別原価管理対応会計ソフトの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

株式会社オン・ザ・ライン

  • その他
  • 年間300本のコンサートツアーを企画する会社の基幹業務を最少スタッフで正確に実現
    所在地
    東京都港区
    従業員数
    13名
    設立から5年で日本トップクラスのプロモーターとなり、国内外の超有名アーティストの年間300本に及ぶコンサートツアーを企画制作する株式会社オン・ザ・ライン。各方面から注目を浴びるこの会社の経理業務を支えているのは、たった一人のスタッフと勘定奉行シリーズ、プロジェクト型販売管理テンプレートの組み合わせだった。

    課題と効果

    課題
    1. 以前使っていた海外のパッケージソフトはメーカーが日本から撤退し、サポートが受けられなくなってしまった。
    2. 動作が不安定になり、いつ動かなくなってしまうか非常に不安な日々が続いていた。
    3. プロジェクト型販売管理テンプレート以外のシステムで処理する場合は、経理スタッフを何名か拡充する必要があった。
    効果
    1. 操作にもすぐに慣れ、スムーズに導入することができた。
    2. 安定した稼働を保ち、安心して業務に専念することができるようになった。
    3. 年間2000を超えるイベント・コンサートの経理業務をスタッフ一人で、しかも別の業務とのかけもちをしながらでも、行うことが可能となった。

    導入前の課題

    年間300本のコンサートツアー、一日平均100枚を超す複雑な経理処理への対応

    • 株式会社オン・ザ・ライン吉田 玲子 氏

    株式会社オン・ザ・ラインは、5年間で1,300万人を動員した国内トップクラスのプロモーターであり、年間300本近いコンサートツアーを制作し、発生する伝票の数は年間2万枚、一日平均約100枚、春・夏・冬休みのコンサート集中期間には一日300枚を超える伝票が上がってくることもあります。こまめにメンテナンスをしていても全国のイベンターやプロダクション、バンドメンバーやヘアメイクなど多岐にわたる取引先は常に1万件近くになり、他社の方からは「そんなにたくさんの経理業務をよく一人で処理できますね」と驚かれます。通常であれば6人くらいのスタッフが必要な量なのだそうです。私自身、今まで経理という部署に所属したことのない人間でしたし、現在も経理業務に費やすことができる時間は全体の半分くらいで、残り半分は法務や総務といった他の仕事をしなければなりませんので、この「プロジェクト型販売管理テンプレート」がなければとても処理しきれない仕事量だと思います。

    選定ポイント

    以前のシステムからの移行もスムーズに実現

    • 税理士法人アルバトロス石田 健太郎 氏

    「プロジェクト型販売管理テンプレート」の前身である「個別債権債務管理テンプレート」を導入したのは2004年の8月からで、それまでは海外メーカーのシステムを使用していました。その会社が日本から撤退しサポートされなくなってしまうということで、2004年の1月から約半年間平行してシステムを動かし業務の移行を行いました。

    導入には、当社起業時に伝票形式やファイリングから始まって、経理業務の様々な仕組みを構築指導してくださった税理士法人アルバトロスの石田健太郎氏が担当してくださいました。石田氏は、年を追うごとに増大する当社経理業務を確実に担えるシステムをずっと心配して探していてくださっていました。そしてOBC及び開発会社と共に詳細な打合せをし、当社のような経理業務にも確実に対応できるシステムとして、このテンプレートの導入を手厚く支援してくださいました。システムの調整やカスタマイズのかいもあり、導入後は操作にもすぐに慣れ、違和感なく移行できました。

    コンサートツアーやイベントなどの興行は、プロダクションが興行主だったり、会館や地方イベンターが興行主だったりと、同じツアーでも公演毎に興行形態が違いますし、それによって精算の仕方も変わってきます。この「プロジェクト型販売管理テンプレート」は、そのような状況にもフレキシブルに対応し、自動的に仕訳を作成してくれるので仕訳を意識しないで経理業務ができます。そもそも、私は複式簿記の仕訳というものが分かっていませんが、年間何万という仕訳伝票が発生する当社の経理を確実に行えています。また、支払伝票で一気に消し込みができたり、購入伝票で支払時に控除する源泉額を入力できたりするのも大きな魅力です。当社のように商品ではなく興行や制作物を主に扱うイベント制作会社や広告会社、芸能プロダクション等には、仕入買掛金だけではなく、制作経費や未払金などを確実に管理することができ、ピッタリのシステムだと思います。

    システムフロー図
    システムのポイント
    1. 同一の取引先からの入金データと支払データは相殺消込を実施
    2. 公開毎に興業形体の違うコンサートを勘定奉行[個別原価管理編]でプロジェクト原価管理
    3. 年間何万件と発生する債務データを一元管理

    導入効果と今後の展望

    コンサートツアーごとの資金収支を把握 月間100名を越す源泉徴収にも対応

    当社には10名のプロデューサーがおり、各自コンサートツアーを一本丸ごと企画制作するスタイルで、それぞれが複数のツアーやイベントを平行して進めています。当然彼らは各興行利益の責任を持っているのですが、それに加え各興行の資金収支をできるだけ常にキャッシュイン状態にすることも求められます。しかし、数ヶ月にわたる全国縦断ツアーなどもあり、こちらでツアーごとに損益計算&債権債務管理してあげないと自分が行っている興業で利益がいくら出ているのか、あるいは請求を出したものが予定通り入金がされているのかどうかさえ分からなくなりがちです。彼らは大まかな全体像は分かっているのですが、相殺や日々の入出金など正確な情報は把握していないので、私の方で入金遅れなどをチェックしてサポートしています。

    当社の請求書には、得意先ごとの締め支払サイトではなく、各取引ごとにプロデューサーと先方が約束した入金予定日を表示してあり、その予定日に入金をいただけなければ、確認の連絡を該当する会社に入れてもらったり、私の方から直接電話を入れることもあります。そもそも、当社はどんな興行形態でも、できるだけ資金収支をキャッシュインにさせるため(コンサートは前金制の業種です)、一律の締め支払サイトというものは決めていません。

    アーティストやバンドのメンバーなど個人で活動している人への支払も多いため、多数の源泉徴収が発生するのも当社の特長です。「プロジェクト型販売管理テンプレート」には購入伝票明細単位で源泉徴収額の管理を行い、法定調書奉行にデータを連動させる機能もあり、非常に助かっています。毎月100人以上の源泉徴収がありますから、通常なら源泉管理だけでも結構な仕事量になると思います。

    私のように経理の専門ではない人間でも、ミスが絶対に許されない経理の仕事を一人でこなしていけるのですから、この「個別債権債務管理テンプレート」はよくできているシステムだと思いますし、非常にコストパフォーマンスに優れたシステムだと思います。

    会社概要

    会社名
    株式会社オン・ザ・ライン(英文社名:ONTHELINEInc.)
    所在地
    東京都港区北青山2-12-13
    設立日
    平成12年5月1日
    資本金
    7,000万円
    従業員数
    13名
    事業内容
    国内外アーティストのコンサート企画・制作及びチケット販売、外国人アーティストの招聘など

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