企業成長のためのIPO戦略セミナー
営業利益3,000万でも上場できる成長戦略とは~

開催情報
2020年2月6日(木) 14:00~16:30/名古屋
セミナー概要
2019年は中京地区の10社が上場を実現!中京地区のIPOが熱い

「自社の業績でIPOできるとは思えない…」「IPOできる企業規模がわからない…」本当は十分IPOを目指せるのに、気がついていない経営者が多いのが実情です。 2019年は上場会社の1割を超える10社が、中京地区で上場を実現している中、この波に乗り会社を飛躍させるには、成長戦略としてのIPOを知ることが重要です。
本セミナーでは、IPOの基礎知識、IPOマーケットの最新動向まで、IPOプロフェッショナルがわかりやすく解説し、また多くの経験談を共有いただきました。
セミナー総括
◆IPOは「難しい」「ハードルが高い」という先入観


第一部では、この数年はIPOコンサルとして従事し、ご自身もモバイルファクトリーの経営企画室長としてIPOを実現した経験のある船井総合研究所 宮井氏より、IPOに係る企業事例をご説明いただきました。
「上場」というと、大企業や優良な成長企業に限定されると考えられている経営者が多いがそれは先入観であると言います。
しっかりと準備を行えば、「利益3000万からIPOは実現可能です」。ご自身も事業会社でIPOを実現された経験から、具体的な事例として体験談も交えながら、準備スタッフの心情なども共有いただきました。
「各市場の基準を理解し、臨むべく市場に向けて、スケジュールに落とし込むことです。私は、IPOは「受験に似ている」と思っています。 あの学校に入りたいという中、何も情報を集めず、対策もなく、受験はしませんよね。サポートいただける塾講師を選んだり、学校の先生に相談したり、参考書等から情報を集めたりすると思います。 IPOに関しても、どのような市場かを検討した上で、相談出来る専門家にも支援を受け、しっかりとした準備が必要です。」(宮井氏)

X年後に経常利益2億と事業計画を立てるのであれば、IPO準備を細かなプロセスに整理し、社内のスケジュールにいかに落とし込むのか。 いつまでに、誰が、何をするべきなのか。これをしっかり守って実行するのみであり、万が一、IPOが延期あるいは中止することになっても、経営基盤強化に有効な項目は非常に多く、 是非、IPOに少しでも興味のある企業は前向きに考えていただきたいとまとめられました。

◆200社以上のIPOに関わった専門家が語る、IPO最新トレンド

第2部では、200社以上の上場に関わったIPO専門家として、「2020年IPOの最新トレンドと、今後の中部エリアの展望」を、宝印刷株式会社 大村氏にお話いただきました。
中部の状況に加え、今の審査トレンドや、これからの市場構造についても、ご解説があり、長らく大手証券でIPO関連業務に従事された経験が大変勉強になったと好評でした。

◆IPO座談会

第3部は座談会として、会場からの質問も受けながら、宮井様と大村様からコメントを頂きました。
  • ・TOKYO PRO Marketや地方市場はどのように利用するべきでしょうか
  • ・監査法人や証券会社を選定するためには、何が必要でしょうか。
  • ・IPO準備の人的リソースはどうやって調達するべきですか。
  • ・製造業ですが、現場を巻き込むためには何が必要ですか。
  • ・誰からIPOの情報を収集するべきですか
  • ・経営者をIPO実務にもっと巻き込むためにはどうすれば良いか。
  • ・どこまでIPO実務は外注できますか?    など

セミナーとして資料を用意は出来ない、生々しい話ばかりとなりましたが、その分、ご出席者には満足頂けたようです。

宝印刷株式会社 大村氏 コラムはこちら
◆ IPO 2019年総括と2020年の展望

船井総合研究所 コラムはこちら
◆ IPOに必要な業績とは!市場別にみる売上高・営業利益
◆ 赤字上場急増、市場が求めた“成長性”~2019年IPOの振り返りと赤字上場企業の特徴~
講師紹介
株式会社船井総合研究所 財務・IPO支援部 マネージング・ディレクター 宮井 秀卓氏
株式会社船井総合研究所 財務・IPO支援部 マネージング・ディレクター 宮井 秀卓氏
株式会社モバイルファクトリーにて経営企画室長としてIPO準備を担当した後、 取締役として、2015年3月に東証マザーズ上場、2017年6月に東証一部上場を経験。 2018年4月より株式会社船井総合研究所にてマネージング・ディレクターとして従事。M&A、事業承継、IPOなら船井総合研究所
宝印刷株式会社<br>取締役常務執行役員/企業成長支援部長<br>兼 J-Adviser室長<br>大村 法生氏
宝印刷株式会社
取締役常務執行役員/企業成長支援部長
兼 J-Adviser室長
大村 法生氏
1986年に東京大学法学部を卒業後、野村證券株式会社に入社。20年以上にわたりIPO関連業務に携わる。2005年に公開引受部次長、2011年から同部東京エリアヘッドを歴任。2018年に宝印刷株式会社に顧問として入社。同年7月執行役員、2019年7月常務執行役員企業成長支援部長に就任。2021年8月より現職。
宝印刷株式会社 ホームページ
※掲載している情報は記事更新時点のものです。
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