株式会社トータテホールディングス|会計システム・人事システム・給与システムの導入事例|奉行シリーズ

導入事例

株式会社トータテホールディングス

  • その他
  • 住宅・不動産事業全体の経営管理基盤を構築するためグループの財務会計・人事労務管理を奉行V ERP Group Management-Editionで構築
    所在地
    広島県広島市
    従業員数
    294名(2014年8月)
    年商
    225億7,300万円(2013年度)
    トータテグループは、「住まい」と「暮らし」に関わる商品・サービスをトータルに提供する「住生活総合企業グループ」として、広島市を中心に、不動産開発事業から、住宅設計・施工事業、リフォーム事業、住宅販売事業、建物管理事業に至るまで、住宅・不動産業全般に関わる事業を展開している。2013年9月には持株会社体制へ移行し、さらなるグループの連結経営の強化を図っている。
    PDF版ダウンロード

    課題と効果

    課題
    1. 連結経営への移行により、グループ各社の管理体制を共有化するシステムが必要だった。
    2. グループ全体で住宅関連事業を展開しており、グループ経営に最適で、各事業会社の経営管理を統一化するためのITの仕組みが必要となった。
    効果
    1. 奉行V ERP Group Management-Editionの採用により、各機能を有する事業子会社の基幹業務における共通基盤が構築できた。
    2. 会計では、勘定科目や決算期が統一され、グループ連結の仕組みを構築することに成功。グループ全体の経営管理と透明性を確保する体制が整った。
    3. 人事労務では、グループ全体の人事情報が統合され、グループ全体での人事制度の構築と業務効率向上、BPOによるコスト削減と合わせ、トータル的な生産性向上を実現した。

    導入前の課題

    連結経営への移行によりグループ全体の一層の強化を目指す

    • 経営企画部 部長横畑 義一 氏

    1967年に創業したトータテグループは、持株会社である株式会社トータテホールディングスが経営管理を行うかたちで、現在8社で構成されている。同社は「住生活総合企業グループ」として、地域密着型の経営を実践し、広島市を中心に、大規模な超高層タワーマンション等の不動産開発をはじめ、一般向けの注文住宅や分譲戸建住宅の設計・施工、環境・省エネに配慮したリフォーム、不動産の売買・仲介、そして建物の総合管理に至るまで、住宅・不動産に関わるあらゆるサービスをトータルに提供している。

    2013年9月に誕生したトータテホールディングスは、垂直統合された住宅・不動産事業展開を成長させ、さらに強化するために、同グループの連結経営を進めてきた。しかし、連結を図るうえでボトルネックとなったのが、各社独自で運用していた基幹業務システムの統合だった。経営企画部 部長の横畑義一氏は、連結にあたって浮上した問題点をこう振り返る。
    「歴史があり、地場に強く、昔から知名度のあったトータテグループですが、売上は安定しているものの、なかなか利益が追随しないという悩みを抱えていました。その状況を打破しようと、1990年代後半から、グループ全体の経営の透明性をより強化するために、グループ各社の経営管理体制を見直し、グループ間で連結した経営を目指すことになったのです。」
    しかしながら、連結以前の問題として、最も重要な基幹業務は各社各様の状態であり、個社ごとのデータしか見られない状況だった。子会社の業種が違うこともあったが、勘定科目体系はもとより、決算期の統一化それを修正するだけでも5年ほどかかったという。
    同社は持ち株会社の経営管理体制に移行する前に入念な準備を行い、同グループが目指すグループ企業の管理を実現できる基幹業務システムの選定に入った。

    選定ポイント

    グループ企業管理に最適なシステムであり安心の操作性が選定の決め手に

    連結経営の実現にあたり、基幹業務システムを見直し、統一することになった同グループだが、財務会計システムの選定にあたっては、システム構築を手がけるパートナー企業、顧問会計士、銀行が推奨するそれぞれのシステムを検討した。その中で、奉行V ERP Group Management-Edition(以下、奉行V ERP GM-Edition)を選定した理由は、連結決算をはじめとするグループ経営基盤の構築が可能だったことと、使い勝手のよさにあった。
    「目をつけたのは、奉行V ERP GM-Editionでした。これなら基幹業務の基盤統合実現をはじめ、連結会計のベース作り、作成した情報が各グループ企業を横串でも見ることができ、当グループの目指す経営と上手く合致させられます。」(横畑氏)

    奉行V ERP GM-Editionは、同社が目指すグループ企業の管理を実現できる機能を多数搭載している。会計では、グループ会計方針による勘定科目・科目区分など、設定はもとより、各社比較、分析軸の設定、合算機能により、グループ管理に最適な横断分析の実現が可能だ。また、人事労務では、人事情報を統合できるグループ社員区分により、グループをひとつの組織として管理できるようになっている。「使い慣れた奉行シリーズの安心感も決め手となりました。これまでは子会社の一部で奉行21シリーズのLANPACKを使用していましたが、奉行シリーズ自体の使用感は悪くはなく、担当者からのトラブルはほとんど聞かれませんでした。」(横畑氏)

    同グループでは、奉行V ERP GM-Editionへの移行と同時に、顧客の情報管理やデータ管理など、グループ内におけるIT基盤の構築も図った。横畑氏はこう続ける。
    「当グループには情報管理部門はなく、グループ全体のデータを活用しきれていませんでした。我々が目指す連結経営では、企業間のネットワーク化やグループウェアの導入など、IT活用が不可欠です。選定をする際、基幹業務のみならず、ITに全体のシステム構築と、データセンターを利用したインフラまで実現できるパートナー企業と組ませていただいたのも、その理由からです。住宅・不動産事業では、顧客管理や築年数や世帯年収といった顧客データから営業をしかけることも多いため、経営基盤を固めつつ、IT基盤を構築できたことは、連結経営を大きく支える結果となりました。」

    グループ経営の基盤として会計・人事労務のGM-Editionを導入

    トータテホールディングスは、2011年に奉行V ERP GM-Editionに移行を開始し、2012年1月より、グループ8社の会計・人事労務を中心に、業務の統合化とグループ経営管理をスタートした。
    「奉行V ERP GM-Editionを本格的に稼働させるまで、当グループの基幹を支えるシステムはなく、グループのデータ管理のほとんどをエクセルに頼っていました。今回のシステム導入が当グループのシステムや運用のルール作りの役目も果たしていたと言えます。」(横畑氏)。
    また、今回の導入に際し、人事給与労務一部の業務をBPOすることで、業務コスト削減と、グループの経営管理全体のスピードアップにつながっている。

    システム概要図
    システムのポイント
    1. グループで統一した基幹業務プラットフォームによる統合と集中化による業務コストの削減
    2. 連結経営のためのグループ横断管理の実現(勘定科目・科目区分の統一化)
    3. グループ各社の人事情報の集約管理とグループ人事制度の構築

    導入効果

    連結経営とグループ人事制度の構築を実現
    グループ経営管理のスピード向上に効果を発揮

    • 経営企画部 次長中尾 昌実 氏

    導入してから約2年、同グループでは連結経営をベースとしたグループ全体の数字を把握できるようになり、少しずつ効果を実感している。 会計では、入念な準備を経てグループ会社の各データを移管し、会計期間、勘定科目、決算日など、統一化することでグループの連結会計仕組みを勘定奉行V ERPで実現している。また、人事労務では、人事奉行V ERPと給与奉行V ERPに移行し、そのタイミングで新たにグループ人事制度の運用も開始している。このグループ人事制度の運用を支える奉行V ERP GM-Editionの効果について、経営企画部 次長の中尾昌実氏は、今後の人材活用戦略の貢献に大きな期待を寄せている。

    「従来は、財務会計同様に、人事給与についても各社の様式で作成され、保存形式も異なっていました。データ化もされておらず、単にファイリングしてあるだけという状況もあったほどです。奉行V ERP GM-Editionは、属性の基本情報は項目に沿って入力するだけでグループ全体の人事が一目でわかるようになりました。経営陣から、グループの平均給与や歩合金給を知りたいという要望にも、1時間もあれば対応できます。システム導入と同時に人事制度を変更し、人事考課など、あいまいだった評価体系を明確にしたことで、従業員がどのように自身のキャリアアップを考えればよいかの指標になっています。同システムでは、グループ内の人材を常に把握することもできるので、今後はグループ間の人事異動を活発化させる予定です。」

    今後の展望

    運用効率を向上させ連結経営基盤のさらなる強化を目指す

    奉行V ERP GM-Editionの選択と導入が徐々に効果を発揮していくなかで、同グループの連結経営はさらに固まると横畑氏は語る。
    「奉行シリーズは大変よいシステムですが、一方で我々使用する側の知識が追いついていないのも実情です。機能性を使いこなせるまでにはもう少し時間がかかるでしょう。トータテホールディングスが経営管理体制の指揮を執るようになって、ようやく1年が経ったところです。目指す連結経営実現に向かい、意図した活用と運用をするのはこれからです。使っていない機能も多いので、我々の実現したい内容についての要望をどこまでかなえられるのか、パートナー企業やOBCと一緒になって探っていければと思っています。」
    環境の変化から、少子高齢化やニーズの分散化、資材高騰や職人不足など、同グループが身を置く住宅・不動産業界の問題は決して少なくない。こうした問題に立ち向かうには、個々の企業のレベルを上げるだけでなく、連結経営を強固にし、グループ全体の強化は不可欠だ。トータテホールディングスを中心としたトータテグループを支えていくのが、同グループに選ばれた基幹業務システム「奉行V ERP GM-Edition」の役目である。

    PDF版ダウンロード
    こちらから導入事例のPDFを
    ダウンロードいただけます。
    PDF版ダウンロード

    会社概要

    会社名
    株式会社トータテホールディングス
    業種
    住宅・不動産業
    グループ年商
    225億7,300万円(2013年度)
    グループ従業員数
    294名(2014年8月)

    お気軽にご相談ください

    自社に合う製品が分からない、導入についての詳細が知りたい… OBCでは専任のスタッフがあなたの疑問にお応えいたします。

    ご検討のお客様専用ダイヤル

    0120-121-250

    9:30〜12:00/13:00〜17:00
    (土・日・祝日を除く)